調べて分かる道具箱

米の水の量 ── かさで1.2倍、重さで1.5倍

米の量の単位

米の量

合

炊くときの水の量

カップで量る

216mL

米のかさの1.2倍

はかりで量る

225g

米の重さの1.5倍(洗った米についた水もふくむ)

洗った米と水を合わせて375g(米の重さの2.5倍)

米150g

カップの水216g・1.44倍

はかりの水225g・1.5倍

棒は重さ。水は1mLを1gとして計算しています。

米 1合(180mL)= 150g

カップで量る水は、米の重さの1.44倍です(計算)。

水の量の基準と、1合(180mL)の精白米150g: 農林水産省「米の調理特性」米・米粉情報まとめサイト OKOME-SUMMARY 02 米の特性(2026-10-03 に見た文)/水は1mLを1gとして計算

米の量と水の量の早見表

米の量と炊くときの水の量(かさで1.2倍・重さで1.5倍)
問い答え
1合の水は何mL?216mL重さなら225g(米150g)
1.5合の水は何mL?324mL重さなら338g(米225g)
2合の水は何mL?432mL重さなら450g(米300g)
3合の水は何mL?648mL重さなら675g(米450g)
4合の水は何mL?864mL重さなら900g(米600g)
5合の水は何mL?1,080mL重さなら1,125g(米750g)
米100gの水は何g?150gかさなら144mL
米300gの水は何g?450gかさなら432mL

1合カップ(180mL)の精白米を150gとして計算。水は1mLを1gとしています。重さの水は、洗った米についた水もふくむ量です。

浸水時間 ── 資料によって20分から2時間

農林水産省1~2時間の浸漬が適当最低30分間、できれば60分間

さいたま市20分から30分ほど

目盛りは30分ごとで、右の端が2時間です。農林水産省の棒の太い線は60分(「できれば60分間」)です。

農林水産省「米の調理特性」米・米粉情報まとめサイト OKOME-SUMMARY 02 米の特性(2026-10-03 に見た文)・さいたま市「お米の炊き方」(2026-10-03 に取得した版)

1合は何粒? ── 量って数えて確かめる

量った米の重さ

g

数えた粒の数

粒

1合(150g)のおよその粒の数

—粒

1粒の重さ

—mg

米を10g量って粒を数えると、15倍で1合(150g)ぶんになります(計算)。

やってみる

1問目 / 全4問

1合カップ(180mL)に米を入れると150g。同じカップに水を入れると何g?

ご飯の炊き方は、5年生と6年生の家庭科で習います。学習指導要領の解説は「米の洗い方,水加減,浸水時間,加熱の仕方,蒸らしなど」を挙げています。このページは、カップとはかりの2つで水の量を出します。

1合カップの米は150g、水なら180g ── かさで1.2倍と重さで1.5倍

米 150g水 180g

農林水産省は、炊くときの水を「米の重さの1.5倍(米の容積の1.2倍)が基準とされます」と書いています。

同じ頁の表では、1合カップ(180mL)の精白米は150gです。水は1mLが1gなので、かさで1.2倍の水216mLは216g、米の重さの1.44倍になります(計算)。

洗った米には「10%程度の付着水」がつき、「加水量は付着水込みの値」です。216gに付着水の約15gを足すと約231gで、米の重さの約1.54倍です(計算)。1.44倍と1.5倍の差は、この付着水で説明できるかもしれません(推定)。

mL・L・合のような、かさの単位を直すなら、かさ・体積のページへ。

浸水するのは、米の中まで水を吸わせるため

水を中まで吸った米中に芯が残った米

農林水産省は、浸水が足りないと「米粒表層部の組織のでんぷんが先に糊化し、米粒中心部への水の浸透や熱の伝導が妨げられ、芯のある飯になります」と書いています。

「水温30℃以下のうるち米の吸水率は、20~25%程度です。」「浸漬後30分間は米の吸水が急速に進み、約2時間でほぼ飽和状態になる」とも書いています。

水が冷たいと、吸うのに時間がかかります。「水温30℃は5℃より吸水率が高く、短時間で飽和吸水に達します」(農林水産省)。

指や手の甲で量る水加減 ── 量れるのは米の上の水の深さ

せまいなべ広いなべ

指や手の甲を米の上にのせ、水の深さで水加減をするやり方があります。国や自治体の資料で出どころを探しましたが、見つかりませんでした。

指や手の甲で量れるのは、米の上の水の深さです。同じ量の米でも、広いなべに入れると、同じ深さで水が多くなります(図)。

かさで1.2倍の水は、米の量に合わせて増えます(1合なら216mL、2合なら432mL・計算)。

新米の水加減 ── 2つの資料の書き方

農林水産省は「以前は、一般的に収穫直後の新米は胚乳が軟らかいため少なめに加水し、収穫後長時間経過して組織が硬くなっている古米は多めに加水するよう加減をしていました。」と書き、続けて「米の保存技術が進歩し、米の水分が年間約15~16%に管理されることで、水加減に配慮することも少なくなっています」としています。

米穀安定供給確保支援機構の資料は「ふつうの精白米の場合は、洗う前の米の容量の20%増し(1.2倍)、新米の場合は10%増し(1.1倍)を標準とします」と書いています。1合なら、ふつうの米は216mL、新米は198mLです(計算)。

農林水産省は、水の量は「米の品質(品種や新古など)、炊飯器具の種類、飯のかたさの好みによって加減するのが現状です」とも書いています。

よくある質問

米1合の水の量は何mLですか

1合カップ(180mL)の米なら、かさで1.2倍の216mLです(計算)。農林水産省は、炊くときの水を「米の重さの1.5倍(米の容積の1.2倍)が基準とされます」と書いています。はかりで量るなら、洗った米についた水もふくめて、米150gの1.5倍の225gです。洗った米と水を合わせると375g(米の重さの2.5倍)です(計算)。

炊飯の水は、米の重さの何倍ですか

農林水産省は「米の重さの1.5倍(米の容積の1.2倍)が基準とされます」と書き、近年の家庭用電気炊飯器は「加水量は米の重さの1.3~1.4倍です」とも書いています。かさで1.2倍の水は米の重さの1.44倍、重さで1.5倍の水は米のかさの1.25倍です(計算)。文部科学省の日本食品標準成分表(八訂)は、精白米のご飯の試料を「IHジャー炊飯器」で、水は「炊き:1.4倍」で炊いています。この倍は「調理に用いた食品重量に対する比」です。

米の浸水時間は何分ですか

資料によって分かれます。農林水産省は「1~2時間の浸漬が適当ですが、この吸水曲線を基に最低30分間、できれば60分間の浸漬が必要」、さいたま市の子ども向けの資料は「20分から30分ほど浸します。(冬は60分浸すのが理想!)」と書いています。農林水産省は「水温30℃は5℃より吸水率が高く、短時間で飽和吸水に達します」とも書いていて、水が冷たい冬は時間がかかります。

米を浸水しないとどうなりますか

農林水産省は、浸水が足りないと「米粒表層部の組織のでんぷんが先に糊化し、米粒中心部への水の浸透や熱の伝導が妨げられ、芯のある飯になります」と書いています。電気炊飯器は「近年の電気炊飯器は予備浸水なしで炊飯が可能です」とし、「40~50℃の温度帯に15分程度保持して吸水させるプログラムの組み込まれたものが多くなっています」と書いています。

米の浸水時間が長すぎるとどうなりますか

農林水産省は「浸漬が長すぎると米粒表層部の組織が崩れやすく、食味低下の一因になります。」と書き、夏のような高い水温で長く浸すときは「腐敗にも注意が必要です」としています。

新米の水加減はどのくらいですか

資料によって書き方がちがいます。米穀安定供給確保支援機構の資料は「ふつうの精白米の場合は、洗う前の米の容量の20%増し(1.2倍)、新米の場合は10%増し(1.1倍)を標準とします」と書いています(1合なら、ふつうの米は216mL、新米は198mL・計算)。農林水産省は「以前は、一般的に収穫直後の新米は胚乳が軟らかいため少なめに加水し」と書いたうえで、いまは「水加減に配慮することも少なくなっています」としています。

指や手の甲で量る水加減は、どこから来たやり方ですか

国や自治体の資料で出どころを探しましたが、見つかりませんでした。指や手の甲で量れるのは、米の上の水の深さです。同じ量の米でも、広いなべでは同じ深さで水が多くなります。カップやはかりで量るなら、農林水産省の「米の重さの1.5倍(米の容積の1.2倍)が基準とされます」が使えます。

ご飯が炊けるのは、何℃で何分ですか

農林水産省は「米粒中心部まで完全に糊化させるためには、98℃以上で約20分間加熱する必要があります。」と書いています。火のかけ方は「点火して約100℃に達するまでの『温度上昇期』が10分程度、激しく沸騰させる『沸騰期』が5分程度、火力を弱めて100℃を保持しながら加熱を行う『蒸し煮期』が10~15分程度、消火後に一定時間保持する『蒸らし期』が10分程度」です。

米1合は何粒ですか

量って数えて確かめられます。米を10g量って粒を数え、15倍すると、1合(150g)のおよその粒の数になります(計算)。このページの「1合は何粒? ── 量って数えて確かめる」の欄に入れると計算します。1合カップ(180mL)の精白米が150gなのは、農林水産省の表の値です。