調べて分かる道具箱

円高と円安 ── 基準とくらべて決まる

円高は、1円で交換できるドルが、くらべる値のときより多いこと。円安は、少ないこと。

1ドル=□円の数字が大きいほど円安、小さいほど円高です。(日本銀行)

1ドル=80円

1万円は125ドル

円高

1ドル=100円

1万円は100ドル

同じ

1ドル=125円

1万円は80ドル

円安

見本でためす
同じ

1万円は100ドル

ニュースの「1ドル=○円」は、ふつう銀行どうしの取引の値です。銀行で両替するときの値は、それとは異なります(日本銀行)。

1ドルのお菓子は100円

1ドル=100円 は 100円

360円の時代から、くらべる値を選ぶ

ここから別の値(インターバンク)

為替銀行電信売相場 1米ドルにつき円(12月末) / インターバンク米ドル直物終値(12月末)

出典: 日本銀行「円高、円安とは何ですか?(新しいタブで開きます)」「為替相場(為替レート)とは何ですか?(新しいタブで開きます)」「1円未満のお金が使えなくなったのはいつからですか?(新しいタブで開きます)」(教えて!にちぎん)/通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 第2条第2項(2003-04-01 施行の版)(新しいタブで開きます)/日本銀行「日本銀行百年史(資料編)」431ページ・433ページ(2026-09-23 に取得した版)(新しいタブで開きます)

よくある質問

円安とは? 小学生にわかりやすく言うと

円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。逆に、円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。 例えば、日本人が旅先のハワイで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替するとします。為替相場が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになります。しかし、もし為替相場が1ドル=80円であれば、1万を80で割った125ドルになり、また、1ドル=125円であれば、1万を125で割った80ドルになります。これらを比べると、1ドル=80円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになります。逆に、1ドル=125円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので、円安ということになります。

円高と円安の基準は?

円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。逆に、円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。 日本銀行の例は1ドル=100円とくらべています。ニュースの「本日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=○○円××銭と、前日に比べて△△銭の円高ドル安でした。」は、前の日の値とくらべています。だから、円高・円安を言うには「くらべる値」を先に決める必要があります。このページでは、その値を自分で入れます。

1ドル360円の時代はいつまで?

1949年(昭和24年)4月25日に単一為替相場(1米ドル=360円)設定。1971年(昭和46年)8月28日に固定相場制一時停止。1971年(昭和46年)12月20日に固定相場制復帰(IMF方式16.88%切上げ、1米ドルにつき360円→308円)。1973年(昭和48年)2月14日に変動相場制移行。

為替の「銭」とは?

一円未満の金額の計算単位は、銭及び厘とする。この場合において、銭は円の百分の一をいい、厘は銭の十分の一をいう。(通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 第2条第2項(2003-04-01 施行の版))。現在も、利息や外国為替の計算などには1円未満の単位が使われています。 例えば「1ドル=100.50円」は「100円50銭」と読みます。

円高と円安の覚え方は?

1ドル=□円の数字が大きいほど円安、小さいほど円高です。 これは「1ドル=□円」の形で数えるときの話です。日本銀行百年史の注4によると、昭和16年までは「100円につき米ドル」で数えていました。その数え方では向きが逆で、大きい数のほうが円高になります。

1万円は何ドル?

1万円は、1ドル=□円の□で割った数です。1ドル=80円なら125ドル・1ドル=100円なら100ドル・1ドル=125円なら80ドル。ニュースの「1ドル=○円」は、ふつう銀行どうしの取引の値です。銀行で両替するときの値は、それとは異なります(日本銀行)。

「1ドル=□円」の□を動かすと、くらべる値より円高か円安かが変わります。 日本銀行の定義と、1ドル=360円だった時代、為替の「銭」の読み方をまとめました。

円高と円安 ── 日本銀行の説明

円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。逆に、円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。

例えば、日本人が旅先のハワイで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替するとします。為替相場が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになります。しかし、もし為替相場が1ドル=80円であれば、1万を80で割った125ドルになり、また、1ドル=125円であれば、1万を125で割った80ドルになります。これらを比べると、1ドル=80円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになります。逆に、1ドル=125円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので、円安ということになります。

くらべる値が変わると、円高と円安が入れ替わる

同じ「1ドル=125円」でも、くらべる値が違えば答えが変わります。100円とくらべると円安ですが、360円とくらべると円高です。円高か円安かは、くらべる値があってはじめて言えます。

ニュースでは、前の日の値とくらべています。

本日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=○○円××銭と、前日に比べて△△銭の円高ドル安でした。

1ドル=360円の時代

日本銀行百年史 資料編の注4は、次の4つの日付を記録しています。

  • 1949年(昭和24年)4月25日:単一為替相場(1米ドル=360円)設定
  • 1971年(昭和46年)8月28日:固定相場制一時停止
  • 1971年(昭和46年)12月20日:固定相場制復帰(IMF方式16.88%切上げ、1米ドルにつき360円→308円)
  • 1973年(昭和48年)2月14日:変動相場制移行

1959年から1970年までの12月末の値は、357.95円から362.90円のあいだで動いています。1970年と1971年は、値の出どころ(表の見出し)が違います。1970年までは為替銀行電信売相場、1971年からはインターバンク米ドル直物終値です。上の 「360円の時代から、くらべる値を選ぶ」の棒グラフでも、そこにすき間を空けています。

注4の冒頭には、昭和16年までは「100円につき米ドル」で数えていた、とも書かれています。 今の「1ドル=□円」とは向きが逆の数え方です。

為替の「銭」── 1円より小さい計算の単位

一円未満の金額の計算単位は、銭及び厘とする。この場合において、銭は円の百分の一をいい、厘は銭の十分の一をいう。

出典: 通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 第2条第2項(2003-04-01 施行の版)(新しいタブで開きます)

現在も、利息や外国為替の計算などには1円未満の単位が使われています。

ニュースでは「1ドル=○○円××銭」のように、円より小さい位まで報じられることがあります。

本日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=○○円××銭と、前日に比べて△△銭の円高ドル安でした。

小数の名前の「厘」・歩合の「厘」は、小さい数の単位にまとめています。