調べて分かる道具箱

かさの単位の変換

変換結果
単位値
ミリリットルmL・1000分の11,000
センチリットルcL・100分の1100
デシリットルdL・10分の110
リットルL・1辺10cmの立方体1
デカリットルdaL・10倍0.1
ヘクトリットルhL・100倍0.01
キロリットルkL・1000倍0.001
立方センチメートルcm³・mL と同じ1,000
立方メートルm³・kL と同じ0.001
勺しゃく・升の100分の155.44
合ごう・米1合はこれ5.54
升しょう・一升瓶0.5544
斗と・一斗缶0.05544
石こく・100升0.005544
ガロン(米)US gal・231立方インチ0.2642
ガロン(英)imp gal・米より2割大きい0.22
パイント(米)US pt・ガロンの8分の12.11
パイント(英)imp pt・英で唯一いま使える1.76
液量オンス(米)US fl oz・128分の133.81
液量オンス(英)imp fl oz・160分の135.2

よくある質問

かさの単位にはどんなものがありますか?

上の表に並べているのは、ミリリットル・センチリットル・デシリットル・リットル・デカリットル・ヘクトリットル・キロリットルと、立方センチメートル・立方メートル、日本の勺・合・升・斗・石、米英のガロン・パイント・液量オンスです。どれか1つに数を入れると、残りがすべて同時に出ます。

1升は何リットルですか?

2401/1331リットル、およそ1.8039リットルです。割り切れない分数なので、一升瓶は「1.8リットル」と丸めて呼ばれます。この値は明治42年の度量衡法が「升は64,827立方分」と定め、昭和26年の計量法施行法が「立方メートルの1,331,000分の2,401」と書き直したものです。

デシリットルはどこで使うのですか?

小学校の算数で習いますが、日常ではほとんど見かけません。1デシリットルは100ミリリットル、つまり牛乳パックの5分の1くらいです。日本の日常ではミリリットルとリットルだけで足りてしまうため、間の単位が使われなくなりました。ヨーロッパでは食品の表示に使われることがあります。

アメリカとイギリスでガロンの量が違うのはなぜですか?

昔のイギリスにビール用(282立方インチ)とワイン用(231立方インチ)の2種類があり、アメリカは1832年にワイン用を採用しました。イギリスは1824年に両方をやめて「水10ポンドの体積」=インペリアルガロンに統一したため、両者がすれ違ったまま今に至ります。英ガロンは米ガロンより約20%大きくなります。

ガロンは英が大きいのに、液量オンスは英が小さいのはなぜですか?

割り方が違うからです。英ガロンは160の液量オンスに分け、米ガロンは128に分けます。大きい入れ物を細かく割ったので、1オンスあたりは英のほうが小さくなります。英1オンスは28.41ミリリットル、米1オンスは29.57ミリリットルです。

升や合を商売で使ってもいいのですか?

使えません。計量法第8条第1項が、法定計量単位以外を取引や証明に使うことを禁じており、違反すると第173条により50万円以下の罰金です。尺貫法は1958年12月31日限りで法定計量単位から外れました。日本酒を「一升瓶」と呼ぶような商品名や日常会話は取引の計量にあたらないので問題ありません。

1リットルはどう決まっているのですか?

1リットル=1立方デシメートル、つまり1辺10センチメートルの立方体の体積です。リットルはSIの単位ではなく、SIと併用してよい単位として認められています。実は1901年から1964年までの63年間は「水1キログラムの体積」と定義されていて、1立方デシメートルより100万分の28だけ大きい別の量でした。

ミリリットルからキロリットルまで、デシリットルもヘクトリットルも。 日本の升と、米英で量が違うガロンも同じ表に出します。

一升瓶が半端な1.8Lなのは、割り切れない数だからです

1升は2401/1331リットル、およそ1.8039リットルです。1331は11の3乗、2401は7の4乗なので、この分数はどうやっても 割り切れません。だから一升瓶はいつまでも「1.8リットル」と丸めて呼ぶしかないわけです。

この値のもとは、明治42年(1909年)の度量衡法です。官報に載った条文には「升 六萬四千八百二十七立方分」と書かれています。 1分は1尺の100分の1で、1尺は33分の10メートルと決められていました。

面白いのは、この64,827という数そのものです。 素因数分解すると 49 × 49 × 27 になります。つまり法律の数字が、たて4.9寸・よこ4.9寸・深さ2.7寸の枡(ます)の形を そのまま書いていたわけです。

升や合は、商売で使うと罰金です

ここが大事なところです。尺貫法は、いま日本では使えません。計量法第8条第1項が、法定計量単位以外を取引や証明に用いてはならないと定めていて、 違反すると第173条により50万円以下の罰金です。

いつからかというと、1958年12月31日限りです。 計量法施行法が「昭和三十三年十二月三十一日までは法定計量単位とみなす」 と定めていたので、翌1959年1月1日から使えなくなりました。 いまの計量法で体積の法定計量単位は立方メートルとリットルの2つだけです。

ただし「一升瓶」のような商品名や、日常の会話は問題ありません。 禁じられているのは取引や証明のための計量です。 お米を「3合」と量って炊くのも、もちろん自由です。

米英でガロンの量が違うのは、1824年のすれ違いが残っているからです

米ガロンは3.785412リットル、英ガロンは4.54609リットル。 英のほうが約20%大きいので、 レシピや燃費の数字を取り違えると2割ずれます。

昔のイギリスにはビール用ガロン(282立方インチ)とワイン用ガロン(231立方インチ)の2種類がありました。 アメリカは1832年にワイン用を採用します。ところがイギリスは その少し前、1824年に両方をやめて「水10ポンドの体積」=インペリアルガロンに統一していました。

この1824年のすれ違いが、そのまま今の差になっています。アメリカが古いイギリスの単位を持ったまま独立し、 イギリスだけが先に変えた、というわけです。

ガロンは英が大きいのに、オンスは英が小さい

ここで大小が逆転します。英ガロンは160の液量オンスに分けるのに対し、米ガロンは128に分けます。大きい入れ物を細かく割ったので、1オンスは英のほうが小さくなるわけです。

さらに、いまのイギリスではガロンは取引に使えません。 1985年の法律の一覧で、ガロンは「取引に使ってはいけない単位」の表(新しいタブで開きます)に載っています。かさで生き残っているのはパイントだけです。

63年間、1リットルは1立方デシメートルではありませんでした

いま1リットル=1立方デシメートル、 つまり1辺10センチメートルの立方体です。ところがこれは、1964年に決め直されたものです。

1901年の国際度量衡総会は、リットルを「水1キログラムの体積」と定義していました。 水の体積は温度で変わるので、これは立方デシメートルとぴったり同じにはなりませんでした。 1960年の総会は、その差を「100万分の28ほど違う」と記録しています。

測定の精度が上がるにつれて、この小さな違いが取り違えの危険になってきました。そこで1964年、「リットルは立方デシメートルの別名としてよい」と決め直され、 ようやく2つが同じ量になりました。63年ぶりの一致です。

数値の出どころ: 升は官報 第7706号(明治42年3月8日・度量衡法)(新しいタブで開きます)と計量法施行法、ガロンは NIST Handbook 44 と英国 Weights and Measures Act 1985、 リットルの定義はBIPM の SI 文書(新しいタブで開きます)から取っています。すべて厳密な定義値で、近似値は使っていません。