乾電池のサイズ ── LR6やAAは単何形か
最大の大きさ(規格の最大値)
- 高さ
- 50.5 mm
- 直径
- 14.5 mm
- 国際規格の呼び方
- R6
- 米国の呼び方
- AA
規格が決めているのは最大の大きさです。手の中の電池は、この大きさか、それより少し小さめです。
- L(2):電池系を表す記号アルカリ乾電池、アルカリボタン電池
- R(3):形状を表す記号円形(円筒形、ボタン形、コイン形)
- 6(4):寸法を表す数字単3形
公称電圧 1.5V
- 電池工業会「電池の規格について」(2026-09-23 に見た文)
画面ものさしで画面を合わせると、ここに答えの電池の実物大の絵も出ます。
乾電池のサイズの早見表
| 問い | 答え |
|---|---|
| 単1のサイズは? | 高さ61.5mm・直径34.2mm最大の大きさ(規格の最大値)・R20・米国の呼び方 D |
| 単2のサイズは? | 高さ50.0mm・直径26.2mm最大の大きさ(規格の最大値)・R14・米国の呼び方 C |
| 単3のサイズは? | 高さ50.5mm・直径14.5mm最大の大きさ(規格の最大値)・R6・米国の呼び方 AA |
| 単4のサイズは? | 高さ44.5mm・直径10.5mm最大の大きさ(規格の最大値)・R03・米国の呼び方 AAA |
| 単5のサイズは? | 高さ30.2mm・直径12.0mm最大の大きさ(規格の最大値)・R1・米国の呼び方 N |
| AAは単何形? | 単3形米国の呼び方 AA = 日本の呼び方 単3形(R6) |
| AAAは単何形? | 単4形米国の呼び方 AAA = 日本の呼び方 単4形(R03) |
| Cは単何形? | 単2形米国の呼び方 C = 日本の呼び方 単2形(R14)。型番の中の C(CR2032 など)は電池の種類の記号 |
| LR6は何の電池? | 単3形のアルカリ乾電池L = アルカリ乾電池、アルカリボタン電池・R = 円形(円筒形、ボタン形、コイン形)・6 = 寸法を表す数字 |
| LR03は何の電池? | 単4形のアルカリ乾電池L = アルカリ乾電池、アルカリボタン電池・R = 円形(円筒形、ボタン形、コイン形)・03 = 寸法を表す数字 |
寸法は、電池工業会「電池の規格について」の表の値で、最大の大きさ(規格の最大値)です。
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1問目 / 全4問
よくある質問
単3と単4の違いは何ですか
単3形は高さ50.5mm・直径14.5mm、単4形は高さ44.5mm・直径10.5mmで、どちらも最大の大きさ(規格の最大値)です。単3形のほうが、高さで6.0mm、直径で4.0mm大きいです。米国の呼び方では単3形がAA、単4形がAAAで、国際規格の呼び方ではR6・R03です。
AA電池とは何ですか
「米国の呼び方」のAAは、日本の呼び方の単3形です。国際規格の呼び方はR6で、最大の大きさ(規格の最大値)は高さ50.5mm・直径14.5mmです。型番の頭の文字については、電池工業会が「Rの前にアルファベットの記号を付けて電池の種類を表します。例えば、アルカリ乾電池ならば、LR6(単3形)です。」と書いています。
乾電池のサイズの「C」とは何ですか
「米国の呼び方」のCは、日本の呼び方の単2形です。国際規格の呼び方はR14で、最大の大きさ(規格の最大値)は高さ50.0mm・直径26.2mmです。型番の中のC(CR2032 の C)は別の意味で、記号表では「二酸化マンガンリチウム一次電池」を表す記号です。
電池の「単」はどういう意味ですか
電池工業会の Q&A に『単1、単2の「単」は「単位電池」。何個かをまとめた電池ではなく、「1つの電池」だという意味です。単1、単2とは、単位電池の「単」をとり、大きさの順に1.2.3.4.5をつけたものです。単1、単2と正式に呼ばれるようになったのは、1942年からです。(ただし、この呼び方を使っているのは日本だけです。)』とあります(電池工業会「乾電池について」Q11(2026-09-23 に見た文))。
LR6とは何ですか
電池の記号の読み方では、「(2):電池系を表す記号」がL、「(3):形状を表す記号」がR、「(4):寸法を表す数字」が6です。記号表では、Lは「アルカリ乾電池、アルカリボタン電池」、Rは「円形(円筒形、ボタン形、コイン形)」です。R6は単3形なので、LR6は単3形のアルカリ乾電池です。電池工業会の説明にも「例えば、アルカリ乾電池ならば、LR6(単3形)です。」とあります。LR03は、同じ読み方で単4形のアルカリ乾電池です。
単2と単3の電池の違いは何ですか
高さだけ比べると、最大の大きさ(規格の最大値)は単3形が50.5mm、単2形が50.0mmで、単3形のほうが0.5mm高いです。直径は単2形が26.2mm、単3形が14.5mmで、単2形のほうが太いです。電池工業会の Q&A は「乾電池は、単1形が一番大きく、単2形、単3形、単4形になるに従って小さくなっています。」と書いています。
乾電池の大きさには、日本の呼び方(単1形〜単5形)と、米国の呼び方(D・C・AA・AAA・N)と、国際規格の呼び方(R20・R14・R6・R03・R1)があります。
単1・単2の「単」は「単位電池」── 1942年からの日本の呼び方
電池工業会の Q&A は、「単」の呼び方の始まりを次のように書いています。
「1935年代の中ごろまでは、電池を何個か1つにまとめて力の強い電池を作っていましたが、その後、今のように一個ずつの電池を使うようになりました。」
『単1、単2の「単」は「単位電池」。何個かをまとめた電池ではなく、「1つの電池」だという意味です。単1、単2とは、単位電池の「単」をとり、大きさの順に1.2.3.4.5をつけたものです。単1、単2と正式に呼ばれるようになったのは、1942年からです。(ただし、この呼び方を使っているのは日本だけです。)』
表の見出しでは、この呼び方の列を「日本の呼び方」と書いています。
型番の読み方 ── LR6のLは電池の種類、Rは形、6は大きさ
電池工業会は「Rの前にアルファベットの記号を付けて電池の種類を表します。」「例えば、アルカリ乾電池ならば、LR6(単3形)です。」と書いています。型番は、前から順に次の部分でできています((1) の無い型番もあります)。
- (1):直列につながっている電池の数
- (2):電池系を表す記号
- (3):形状を表す記号
- (4):寸法を表す数字
読み方の見本は「4LR44」と「CR2032」の2つです(電池工業会「電池の記号の読み方」(2026-09-23 に取得した版))。電池の種類の記号(電池系)は、次の表のとおりです(いちばん上の行は記号なし)。
| 分け | 記号 | 種類 | 公称電圧 (V) |
|---|---|---|---|
| 一次電池 | 記号なし i) | マンガン乾電池 | 1.5 |
| 一次電池 | B | ふっ化黒鉛リチウム一次電池 | 3.0 |
| 一次電池 | C | 二酸化マンガンリチウム一次電池 | 3.0 |
| 一次電池 | E | 塩化チオニルリチウム一次電池 | 3.6 |
| 一次電池 | F | 二硫化鉄リチウム一次電池 | 1.5 |
| 一次電池 | L | アルカリ乾電池、アルカリボタン電池 | 1.5 |
| 一次電池 | P | 空気亜鉛電池 | 1.4 |
| 一次電池 | S | 酸化銀電池 | 1.55 |
| 二次電池 | H ii) | ニッケル・水素電池 | 1.2 |
| 二次電池 | K iii) | ニッケル・カドミウム電池(ニカド電池) | 1.2 |
| 二次電池 | IC iv) | リチウムイオン二次電池 | 3.7 |
| 二次電池 | PB | 鉛蓄電池 | 2.0 |
- i) マンガン乾電池は、形状記号のみで表す。
- ii) 実例として、NH、HH、THなどが用いられる場合があります。
- iii) 実例として、N、Pなどが用いられる場合があります。
- iv) 実例として、CG、ICP、LIP、U、UPなどが用いられる場合があります。
形の記号は、次の2つです。
| 形状記号 | 電池形状 |
|---|---|
| R | 円形(円筒形、ボタン形、コイン形) |
| F | 角形、平形 |
単1〜単5の高さと直径 ── 決まっているのは最大の大きさ
電池工業会の「電池の規格について」には、「日本ではマンガン乾電池やアルカリ乾電池などの大きさを表す呼び方は単1、単2などが一般的で、アメリカも独自の呼び方が一般的です。標準規格としては、国際規格(IEC)や日本産業規格(JIS)に定められた呼び方があります。」とあり、そのあとに次の表があります(字は表のまま)。
| 国際規格(IEC)(JIS) | 寸法 (mm) | 日本の呼び方 | 米国の呼び方 | |
|---|---|---|---|---|
| 高さ | 直径 | |||
| R20 | 61.5 | 34.2 | 単1形 | D |
| R14 | 50.0 | 26.2 | 単2形 | C |
| R6 | 50.5 | 14.5 | 単3形 | AA |
| R03 | 44.5 | 10.5 | 単4形 | AAA |
| R1 | 30.2 | 12.0 | 単5形 | N |
表の下には「寸法で定められているのは、最大値です。(参考値として最小値があります。)」と書かれています。規格が決めているのは最大の大きさです。手の中の電池は、この大きさか、それより少し小さめです。このページの寸法は、どれも最大の大きさ(規格の最大値)です。
大きさについては、Q&A にも「また、アルカリ乾電池やマンガン乾電池の大きさは世界共通です。」とあります(電池工業会「電池の大きさ・形について」Q5(2026-09-23 に見た文))。
高さだけ比べると、単3は単2より0.5mm高い
高さの最大値は、単2形が50.0mm、単3形が50.5mmです。高さだけなら単3形のほうが0.5mm高く、直径は単2形が26.2mm、単3形が14.5mmです。
電池工業会の Q&A は「乾電池は、単1形が一番大きく、単2形、単3形、単4形になるに従って小さくなっています。」と書いています。単2形は太さで大きく、単3形は高さで少しだけ上回ります。単1形から単5形までを同じ縮尺で並べた図は、ページの上の道具の中にあります。
四角い9V形の中には、1.5ボルトの電池が6つ
電池工業会の Q&A には「四角の電池(9V形)は、1.5ボルトの電池が6つ入った電池です。(電圧は9ボルト)」とあります。 乾電池の大きさの並びは「1番大きいサイズを単1形、次に単2・単3・単4・単5と小さくなっていき、そして9V形という四角い電池があります。」と書かれています。
型番の読み方では、先頭の数字が「(1):直列につながっている電池の数」です。見本の「4LR44」では、先頭の 4 がそれに当たります。
出典: 電池工業会「電池の規格について」(2026-09-23 に見た文)/電池工業会「電池の記号の読み方」(2026-09-23 に取得した版)/電池工業会「乾電池について」Q10(2026-09-23 に見た文)/電池工業会「乾電池について」Q11(2026-09-23 に見た文)/電池工業会「乾電池について」Q12(2026-09-23 に見た文)/電池工業会「乾電池について」Q13(2026-09-23 に見た文)/電池工業会「電池の大きさ・形について」Q5(2026-09-23 に見た文)
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