フィート・メートルの変換
| 単位 | 値 |
|---|---|
| メートル | 0.3048 |
| センチ | 30.48 |
| ミリ | 304.8 |
| フィートft・12インチ | 1 |
| インチin・25.4mm | 12 |
| ヤードyd・3フィート | 0.3333 |
| 尺尺貫法 | 1.01 |
フィート・インチの言い方なら 1フィート0インチ(1'0")。
フィートは何メートル?早見表
| 問い | 答え |
|---|---|
| 1フィートは何メートル? | 0.3048 m30.48 cm |
| 2フィートは何メートル? | 0.6096 m60.96 cm |
| 3フィートは何メートル? | 0.9144 m91.44 cm |
| 5フィートは何メートル? | 1.524 m152.4 cm |
| 6フィートは何メートル? | 1.8288 m182.88 cm |
| 10フィートは何メートル? | 3.048 m304.8 cm |
| 100フィートは何メートル? | 30.48 m3,048 cm |
| 1000フィートは何メートル? | 304.8 m30,480 cm |
| 1フィートは何ミリ? | 304.8 mm |
| 1メートルは何フィート? | 3.28 ft |
1フィート = 0.3048 m(1959年の国際ヤード・ポンド協定の定義値)。表の値はこの数から計算しています。
よくある質問
10フィートは何メートルですか?
3.048メートルです。1フィート = 0.3048 m ちょうどなので、フィートの数に 0.3048 を掛けるだけで出ます。3フィートなら0.9144メートル、100フィートなら30.48メートルです。
フィートの記号は?
ft、またはシングルプライム(′)です。5フィートは 5 ft か 5′ と書きます。インチはダブルプライム(″)で、5′9″ なら5フィート9インチ。単数の foot も複数の feet も、記号は ft の1つです。
1フィートは何センチですか?
30.48センチです。1フィート = 0.3048メートルちょうどと1959年の国際ヤード・ポンド協定で定められています。近似値ではありません。
1メートルは何フィートですか?
約3.2808フィートです。フィートの定義が 0.3048 m なので、その逆数になります。暗算では「メートルを3.3倍」でおおよその値が出ます。
5フィート9インチは何センチですか?
175.26センチです。5フィート = 152.4cm、9インチ = 22.86cm を足した値になります。この計算機に 175.26 と入れると、フィート・インチの言い方も下に出ます。
インチとフィートの関係は?
1フィート = 12インチです。1インチは 25.4ミリちょうどで、これも協定で定められた厳密な値です。
尺は何センチですか?
約30.3センチです。計量法施行法(昭和26年)で 1尺 = 10/33 メートルと定められていました。フィート(30.48cm)と近いので、和洋の寸法が混ざる場面では取り違えに注意が必要です。
1フィート = 0.3048 m。数を入れると全部の単位が同時に出て、5'9" の言い方にも直します。
尺とフィートが似ている理由
1尺は約30.3センチ、1フィートは30.48センチで、2パーセントも違いません。
値が近いぶん、図面や仕様書で取り違えると気づきにくくなります。 1尺を1フィートとして扱うと、10尺(約3.03m)が10フィート(3.048m)になり、 1.8センチずれます。長さが伸びるほど差が積み上がるので、 どちらの単位で書かれているかを先に確認してください。
アメリカには、もう1つのフィートがありました
1959年の協定でフィートは 0.3048 m ちょうどと決まりましたが、 アメリカだけはこのとき、測量の分野に限って古い定義を残しました。測量フィート(US survey foot)と呼ばれるもので、1893年に定められた 1200/3937 メートル ── 小数にすると 0.30480060960… メートルです。
差はごくわずかで、1マイル(5280フィート)進んでも 0.127インチ(3.22ミリ)にしかなりません。 「1マイルあたり約8分の1インチ」と紹介されることが多いのですが、 それは 0.125 への丸めで、実際に計算すると 0.1267 インチです。
問題は、測量の座標が大きな数で扱われることです。差は100万分の2なので、 座標の値が100万フィートなら2フィート、1000万フィートなら20フィートのずれになります。 州平面座標系のように大きな数値を使う場面では、どちらの定義で換算したかによって 数十フィートのずれが生じることがあり、地図がまるごと横にずれることになるため、 測量の現場では長く注意が必要な区別でした。
この測量フィートは、2022年12月31日をもって廃止されました。 アメリカの国立標準技術研究所(NIST)と国家測地測量局(NGS)が共同で 使用を終了し、新しい測量や地図では国際フィート 0.3048 m に一本化されています。 ただし州平面座標系(SPCS83)など、すでに測量フィートで作られた古いデータについては、 NGS が引き続き対応を続けると明記しています。 新しい図面で気にする必要はありませんが、それ以前の古い図面や座標を読むときには、 どちらの定義かを確かめる必要があります。
出どころ: アメリカ国立標準局 連邦官報告示「Refinement of Values for the Yard and the Pound」(新しいタブで開きます)(測量フィートの定義と呼び名)、 連邦官報「Deprecation of the United States (U.S.) Survey Foot」(2019年10月17日)(新しいタブで開きます)(州平面座標系での差が数十フィートに達すると説明)、 同・最終決定(2020年10月5日)(新しいタブで開きます)(2022年12月31日で使用をやめると決定)。
フィート・インチの丸めについて
フィートとインチの併記では、インチの端数を四捨五入しています。 そのため11.6インチは12インチではなく、1フィート0インチに繰り上がります。 12インチと表示されることはありません。
日本の法律にも、フィートを使ってよい場面があります
日本には、物を売り買いするときや証明に使ってよい単位を決めた「計量法」という法律があります。 長さの基本はメートルで、この法律が定める単位を法定計量単位と呼びます。 計量法第八条は、取引や証明(物を売り買いしたり、正しさを示したりすること)には この法定計量単位だけを使うと決めています。
ただし計量法には、本文のあとに付け足された決まり(附則)があり、そこに例外が書かれています。 飛行機などの航空機の運航や、航空機による輸送、航空機とその機器・部品に関する取引・証明では、 政令(国が法律にもとづいて定める決まり)でヤードポンド法 (フィートやポンドなど、アメリカやイギリスで使われてきた単位の仕組み)の単位を使ってよいとされています。 この政令が計量単位令で、第九条にその三つの場面が挙げられています。 空の上は、フィートが日本の法律の中でも正式に使える場所です。
単位の中身も同じ計量単位令に書かれています。ヤードはメートルの0.9144倍、 フィートはヤードの3分の1と定められていて、割り算をするとちょうど0.3048メートルになります。
もう一つ、計量単位令第十条には輸入品についての決まりもあります。 国が決めた一部の商品にかぎって、ヤードポンド法の表記がついたまま日本に入ってきても、 ほかの法定計量単位もいっしょに書いてあれば、その表記のまま売ってよいことになっています。
出どころ: 計量法(平成四年法律第五十一号)(新しいタブで開きます)と 計量単位令(平成四年政令第三百五十七号)(新しいタブで開きます)の条文(e-Gov 法令検索)。
フィートの長さは、最後は光の速さで決まっています
1フィートは0.3048メートルです。では、そのメートルの長さは何で決まっているのでしょうか。 金属の棒でも物差しでもなく、いまの答えは光の速さです。
計量単位令は、メートルを「真空中で1秒間の299,792,458分の1の時間に光が進む行程の長さ」と 定めています。言いかえると、光は1秒で299,792,458メートル進む、という意味です。
フィートはメートルの0.3048倍なので、フィートの長さも同じ光の速さから決まっていることに なります。0.3048を299,792,458で割ると、光が1フィートを進む時間は約1.0167ナノ秒 (ナノ秒は10億分の1秒のことです)。
逆に言うと、光は1ナノ秒のあいだに29.9792458センチ進みます。1フィート(30.48センチ)まで あと5ミリほどの長さです。定規の1フィートの目盛りは、光が1ナノ秒に進む長さとほぼ同じに なっています。
出どころ: e-Gov法令検索「計量単位令」(新しいタブで開きます)の別表第一・別表第七。
1インチ25.4ミリは、1933年の工業規格が先に決めていました
1959年、アメリカの官報(国の決定を国民に知らせる公式の印刷物)に 「ヤードとポンドの値の精密化」という告示(正式な発表)が出ました。 同じ年の7月1日から、1ヤード=0.9144メートル、1ポンド=0.45359237キログラムを ちょうどの値として使う、という内容です。
同じ値を、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、イギリスの国立標準機関も 使うと書かれています。英語を話す国々が、同じヤードとポンドに足並みをそろえた日でした。
この告示には、インチについての一文もあります。1959年7月1日から使うヤードの値から 計算したインチの値は、ちょうど25.4ミリメートルになる、という内容です。 そしてこの値は、1933年にはすでに工業用の換算規格として認められていた、と続きます。
つまり25.4ミリという切りのよい数は、国どうしの取り決めより26年も早く、 工場や設計の現場で先に使われていたことになります。差が効いてくるのは、 精密な工作機械や計測器の分野だと、告示そのものに書かれています。
ちなみに1893年に決められていたアメリカのヤードは、3937分の3600メートル、 およそ0.91440183メートルでした。新しい値は、これより100万分の2だけ短い値です。
出どころ: アメリカ国立標準局 連邦官報告示「Refinement of Values for the Yard and the Pound」(新しいタブで開きます)(1959年、F.R. Doc. 59-5442、アメリカ国家測地測量局が公開)。
日本の長さの基準は、70年間ずっと白金の棒でした
1フィートはメートルの0.3048倍です。そのメートルの長さを決める実物の物差し(原器)が、 かつて日本にもありました。日本は1885年にメートル条約に加盟し、1890年に 日本国メートル原器(No.22)を受け取っています。
白金90パーセント、イリジウム10パーセントの合金でできた、長さ1020ミリ、 質量3.28キログラムの棒です。棒に刻まれた線と線のあいだが1メートルで、 こういう物差しを線度器と呼びます。
置き方まで決まっていました。棒は自分の重さでたわむので、たわみがいちばん小さくなる 2点で支えます。全長1020ミリのこの原器では、両はしから224.7ミリの位置に半円柱の支えを 置き、支柱のあいだは570.6ミリでした。
この原器は、副原器や尺原器とともに、約70年間、日本の長さの基準として 産業を支えました。2012年9月には、国の重要文化財「メートル条約並度量衡法関係原器」に 指定されています。
出どころ: 国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター「日本国メートル原器」(新しいタブで開きます)と 「メートル条約締結と原器の来日」(新しいタブで開きます)。