華氏・摂氏の変換
°F = ℃ × 9/5 + 32。温度は原点がずれているので、係数を掛けるだけでは変換できません。
| 目盛り | 値 |
|---|---|
| 摂氏℃・日本で使う目盛り | 37.78 |
| 華氏°F・アメリカで使う目盛り | 100 |
| ケルビンK・0が絶対零度 | 310.9 |
目安: 猛暑日
よくある質問
華氏100度は摂氏何度ですか?
約37.8℃です。人の体温よりわずかに高い温度で、華氏の目盛りが人の体感を基準に作られたことがうかがえます。
摂氏と華氏の換算式は?
°F = ℃ × 9/5 + 32、逆は ℃ = (°F − 32) × 5/9 です。掛けるだけでは変換できません。0℃が0°Fではなく32°Fなので、必ず足し引きが要ります。
暗算でおおよその値を出す方法は?
摂氏から華氏は「2倍して30を足す」でほぼ合います。20℃なら70°F(正しくは68°F)。逆は「30を引いて2で割る」です。日常の気温の範囲なら2〜3度の誤差に収まります。
摂氏と華氏が同じ数になる温度はありますか?
−40度だけです。−40℃ = −40°F になります。2つの目盛りは傾きも原点も違うので、交わる点は1つしかありません。
ケルビンとは何ですか?
分子の運動が完全に止まる温度を0とした目盛りです。0K = −273.15℃で、それより低い温度は存在しません。目盛りの幅は摂氏と同じなので、摂氏に273.15を足すだけで求まります。
2つの目盛りの成り立ち
華氏はファーレンハイトが1724年に提案した目盛りです。当初は氷と塩の混合物で作れる 最も低い温度を0度、人の体温をおよそ96度としていました。人が日常で感じる気温の幅が 0から100におさまるように設計されており、アメリカの天気予報でいまも使われているのは この「体感に合う」性質のためです。
摂氏はセルシウスが1742年に提案しました。水が凍る温度を0度、沸く温度を100度とする 目盛りで、基準が誰にでも再現できる点が優れています。科学の世界ではこちらが標準になり、 日本を含む大半の国が採用しました。
つまり2つの目盛りは、体感を基準にするか、物理現象を基準にするかという設計思想の違いです。 どちらが正しいという関係ではありません。
なぜ足し算が要るのか
長さや重さの変換は係数を掛けるだけで済みます。1メートルが0メートルで、 1フィートも0フィートだからです。つまり原点が共有されています。
温度は違います。0℃は32°Fであって0°Fではありません。原点がずれているので、 傾き(9/5)を掛けたあとに、ずれ(32)を足す必要があります。 この足し引きを忘れて「20℃は36°F」としてしまう間違いはよく起きます。 正しくは68°Fです。