調べて分かる道具箱

ポンド・キロの変換

変換結果
単位値
キログラム0.4536
グラム453.6
ポンドlb・常衡(体重・食品)1
オンスoz・1/16ポンド・28.35g16
トロイオンスozt・金銀の取引・31.10g14.58
貫尺貫法0.121
匁真珠の取引で現役121

ポンドは何キロ?早見表

ポンドとキロの早見表
問い答え
1ポンドは何キロ?0.4536 kg453.6 g
2.2ポンドは何キロ?0.9979 kg997.9 g
10ポンドは何キロ?4.54 kg4,535.9237 g
100ポンドは何キロ?45.36 kg45,359.237 g
121ポンドは何キロ?54.88 kg54,884.6768 g
210ポンドは何キロ?95.25 kg95,254.3977 g
255ポンドは何キロ?115.7 kg115,666.0544 g
892ポンドは何キロ?404.6 kg404,604.394 g
1キロは何ポンド?2.2 lb
1オンスは何グラム?28.35 g

1ポンド = 0.45359237 kg(1959年の国際ヤード・ポンド協定の定義値)。表の値はこの数から計算しています。

よくある質問

121ポンドは何キロですか?

約54.88キロです。1ポンド = 0.45359237 kg を掛けるだけなので、255ポンドなら約115.7キロ、892ポンドなら約404.6キロになります。上の早見表にまとめてあります。

パウンドとポンドは同じですか?

同じ単位です。英語の pound をそのまま読むとパウンド、日本で定着した呼び方がポンドで、記号はどちらも lb。1パウンドも 0.45359237 kg です。

1ポンドは何キロですか?

0.45359237 kg です。約453.6グラムで、これは1959年の国際ヤード・ポンド協定で定められた厳密な値です。四捨五入した近似ではありません。

1キロは何ポンドですか?

約2.2046ポンドです。ポンドの定義が 0.45359237 kg なので、その逆数になります。暗算では「キロを2.2倍」で十分な精度が出ます。

オンスとポンドの関係は?

1ポンド = 16オンスです。1オンスは約28.35グラムになります。ここでいうオンスは常用オンス(avoirdupois ounce)で、貴金属に使うトロイオンス(約31.10g)とは別のものです。

金1オンスは何グラムですか?

31.1034768グラムです。金や銀の取引で使うトロイオンスで、食品や体重に使う常衡オンス(28.349523125グラム)とは別のものです。約9.7%重いため、取り違えると金の量を1割近く少なく見積もることになります。

トロイポンドは常衡ポンドより重いのですか?

軽くなります。1オンスあたりはトロイのほうが重いのですが、トロイポンドは12オンス、常衡ポンドは16オンスなので、1ポンドで比べるとトロイポンド373.2417216グラムに対して常衡ポンドは453.59237グラムです。オンスとポンドで大小が逆転する点が、この単位のややこしいところです。

貫と匁はいまも使われていますか?

匁は真珠の国際取引で現役です。1匁 = 3.75グラムで、1貫 = 1000匁 = 3.75キログラムと計量法で決まっています。

1ポンド = 0.45359237 kg。数を入れると全部の単位が同時に出ます。

ポンドが 0.45359237 kg になった経緯

ポンドはもともと国ごとに少しずつ違う値が使われていました。イギリスの帝国ポンドと アメリカのポンドにわずかな差があり、精密な工業製品をやりとりするうえで問題になります。 そこで1959年、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカの 6か国が「国際ヤード・ポンド協定」を結び、1ポンドを 0.45359237 kg ちょうどと定めました。

端数の多い数に見えますが、これは当時使われていた各国の値のあいだを取って、 どの国でも実用上の影響が最小になるよう選ばれたものです。 以後この値は変わっていないため、ポンドとキロの換算は近似ではなく厳密な計算になります。

金の「1オンス」は、このオンスではありません

重さのオンスには、まったく別の2つの体系があります。 食品・体重・郵便で使う常衡(じょうこう・avoirdupois)のオンスは 28.349523125 g。 金や銀の取引で使うトロイオンスは 31.1034768 g です。 同じ「1オンス」という言葉で、約9.7%も違う重さを指しています。

「金1オンスが◯◯ドル」というニュースの1オンスは、すべてトロイオンスです。 これを常衡オンスとして換算すると、金の量を1割近く少なく見積もることになります。 金額に直せば無視できない差なので、この計算機では両方を並べて出しています。

ややこしいのは、ポンドのほうは逆に、トロイのほうが軽いことです。 常衡ポンドは16オンスで 453.59237 g、トロイポンドは12オンスしかないので 373.2417216 g にしかなりません。 1オンスあたりはトロイのほうが重いのに、1ポンドではトロイのほうが軽い ── 1ポンドに入るオンスの数が違うためです。

表示の丸めについて

画面に出す値は読みやすさのために丸めています。1000を超える数では小数を出しません。 内部の計算は丸めずに行っているので、単位を切り替えても値がずれません。

トロイオンスの値も定義から導いています。トロイポンド 373.2417216 g を12で割ると 31.1034768 g ちょうどになるので、ここも近似ではありません。

1キログラムの決め方は、2019年に変わった

ポンドはキログラムを使って決められています。そのキログラムの決め方が、2019年に大きく変わりました。

1889年、第1回国際度量衡総会は、1個の分銅について「これからはこれを質量の単位とする」と宣言しました。これが国際キログラム原器です。白金90パーセントとイリジウム10パーセントの合金でできていて、直径も高さも約39ミリの円柱をしています。同じころ40個の複製が作られ、原器とほぼ同じ質量になるまで削って磨かれました。複製はメートル条約に加わった国々へ配られ、各国の原器になりました。

ところが、分銅の質量は少しずつ動いていました。1946年の2回目の照合で、各国の原器の質量が国際原器から平均して離れていっていることが分かります。1989年から1991年の3回目の照合でもそれは確かめられ、差の中央値は約25マイクログラムでした。1マイクログラムは100万分の1グラムです。

そこで2018年、第26回国際度量衡総会が新しい決め方を採用しました。プランク定数という自然界の定数を 6.62607015×10のマイナス34乗 ジュール秒ちょうどと決め、そこからキログラムを導く方法です。2019年5月20日から使われています。

面白いのは、役割が入れかわったことです。前の決め方では、原器の質量がちょうど1キログラムで、プランク定数は実験で測る数でした。いまの決め方では、プランク定数がちょうどの数で、原器の質量のほうを実験で測ります。切りかえた時点で1キログラムの大きさが変わらないように、定数の値が選ばれました。

出どころ: BIPM「The International System of Units (SI)」第9版(新しいタブで開きます)と 産業技術総合研究所 計量標準総合センター(NMIJ)「日本国キログラム原器」(新しいタブで開きます)の原文。

日本の1キログラムは、くじ引きで日本に来た

日本にも、キログラムの原器がありました。

1889年の第1回国際度量衡総会では、複製を配るために抽選が行われました。日本に当たったのは No. 6 と番号のついた分銅です。翌1890年に日本へ届き、以来およそ130年、明治・大正・昭和・平成・令和の五つの時代にわたって日本の質量の基準を務めました。

1944年には、空襲から逃れるため、東京の銀座から茨城県の柿岡へ運ばれました。運び先は、いまの気象庁地磁気観測所です。原器をしまう金庫の内側は、桐で覆われています。桐が湿気を調節して、質量を安定に保つと考えられたためです。金庫を置く部屋は常に20℃に保たれ、カビを防ぐために乾いた空気が流されています。

2022年3月22日、この分銅は「メートル条約並度量衡法関係原器」という一群の一つとして、国の重要文化財に追加指定されました。基準の座は物理定数にゆずりましたが、いまも非常に優秀な分銅として使われ続けています。

出どころ: 産業技術総合研究所 計量標準総合センター(NMIJ)「日本国キログラム原器」(新しいタブで開きます)の原文。

日本の法律では、重さの単位はキログラム

日本の計量法は、取引や証明に使う単位を決めています。

計量法の別表第一は、質量の計量単位を「キログラム グラム トン」の三つと定めています。ここに載っている単位を法定計量単位と呼び、第八条は、取引と証明にはこの法定計量単位を使うと定めています。証明とは、公に、または仕事として、ある事実が本当だと人に示すことです。

同じ政令は、キログラムそのものも定義しています。「プランク定数を十の三十四乗分の六・六二六〇七〇一五ジュール秒とすることによって定まる質量」という書き方です。世界で決めた数が、漢数字になって日本の法令に載っています。

ポンドも、日本の政令にきちんと書かれています。計量単位令の別表第七は、ポンドを「キログラムの〇・四五三五九二三七倍」と定めています。漢数字で書かれていますが、数はこの計算機が使っているものと同じです。同じ表にはヤードもあり、「メートルの〇・九一四四倍」と書かれています。

ポンドを使ってよい場面も決めてあります。計量法の附則第五条は、航空に関する取引や証明と、ポンドで表記されて輸入された商品について、ヤードポンド法の単位を「当分の間、法定計量単位とみなす」としています。輸入された商品のほうは、ポンドの表記と並べてキログラムなどの法定計量単位も書いてあることが条件です。

出どころ: 計量法(平成四年法律第五十一号)(新しいタブで開きます)と 計量単位令(平成四年政令第三百五十七号)(新しいタブで開きます)の条文(e-Gov 法令検索)。

名前に「キロ」が入っている基本単位は、キログラムだけ

国際単位系の基本単位は七つあります。そのうち名前に接頭語が入っているのは、キログラムだけです。

「キロ」は1000倍を表す接頭語です。ふつうは、メートルや秒のような単位に接頭語を付けて大きさを変えます。ところが質量の基本単位は、はじめから「キロ」の付いたキログラムでした。国際度量衡局の解説書は、これを歴史上の理由によるものだと説明しています。

そのため、質量の大きい単位や小さい単位は、「グラム」のほうに接頭語を付けて作る決まりになっています。1キログラムの100万分の1は、グラムに「ミリ」を付けてミリグラムと書きます。

出どころ: BIPM「The International System of Units (SI)」第9版(新しいタブで開きます)の原文。