ピッグ・ラテン
- いま選んでいる規則
- 母音で始まる語には「way」を付ける/子音のかたまりはまとめて動かす/y は子音として数えるこれは流儀の1つです。上のボタンで変えられます
ピッグ・ラテンにしたもの
Ethay ickquay ownbray oxfay umpsjay overway away azylay ogday!
戻してみる
いま変換した語を、もう一度もとの英語に戻せるか試します。使う手がかりは、変換した語の文字だけです (さっき何を入れたかは見ずに、同じ規則で逆算しています)。
変換した9語のうち、0語は候補がひとつに決まり、9語は候補が複数あります。
| 元の語 | 変換後 | 戻す候補 |
|---|---|---|
| The | Ethay | 候補が複数あります: het、the(もとの語) |
| quick | ickquay | 候補が複数あります: ckqui、kquic、quick(もとの語) |
| brown | ownbray | 候補が複数あります: brown(もとの語)、nbrow、rownb、wnbro |
| fox | oxfay | 候補が複数あります: fox(もとの語)、xfo |
| jumps | umpsjay | 候補が複数あります: jumps(もとの語)、mpsju、psjum、sjump |
| over | overway | 候補が複数あります: over(もとの語)、rwove、wover |
| a | away | 候補が複数あります: a(もとの語)、wa |
| lazy | azylay | 候補が複数あります: lazy(もとの語)、ylaz、zyla |
| dog | ogday | 候補が複数あります: dog(もとの語)、gdo |
よくある質問
ピッグ・ラテンに「正式なルール」はありますか?
ありません。役所や学会が決めた規格ではなく、口伝えで広まった言葉遊びです。Merriam-Webster の辞書には1895年から載っていますが("a jargon that is made by systematic alteration of English")、母音で始まる語の語尾は way・yay・ay・hay のどれを使うかが解説サイトによって割れています。子音で始まる語を「かたまりごと後ろへ動かして ay を付ける」ところ(例: skip → ipskay)は広く一致しています。
なぜ「banana」は「ananabay」になるのですか?
banana は子音の b で始まり、次の a が母音なので、動かす子音のかたまりは「b」だけです。残り「anana」を先頭に出し、動かした「b」を続けて、最後に「ay」を付けます。anana + b + ay で ananabay です。Wikipedia の「Pig Latin」記事にも同じ例が載っています。
変換した語を、元の英語に戻すことはできますか?
いつもできるとは限りません。このページの計算では、やさしい単語50語のうち39語(78%)で、戻す候補が2つ以上あります。理由は、変換した語の後ろだけを見ても「そこまでが動かした子音なのか、元から後ろに続いていた字なのか」が決まらないからです。たとえば「igpay」は「gpi」と「pig」のどちらにも戻せます(後者は実在の単語ではありませんが、同じ規則で変換すれば同じ文字列に戻るという意味では、同じ資格の候補です)。ただし必ず戻せないわけではなく、「ananabay」は「banana」だけに決まるなど、単語の形しだいです。
queen や quick のように q で始まる語はどうなりますか?
q の次に u が来るときは、2字をひとまとまりの子音として扱います。queen は「eenquay」、quick は「ickquay」になります。q だけを動かして u を残すと、u が次の語の母音のように見えてしまうためです。この「qu をまとめる」という点は法律や辞書で決まっているわけではありませんが、複数の解説サイトが揃って同じ扱いをしています。上のボタンで「子音のかたまり」を「先頭の1字だけ」に切り替えると、q だけが動くようになります。
日本語やほかの外国語でも遊べますか?
できません。ピッグ・ラテンは「語の最初の子音(のかたまり)」を切り出す遊びですが、日本語の仮名は「か」のように子音と母音がもともと1つの字に合わさっていて、そこだけを取り出す単位がありません。ローマ字に直せば理論上は近いことができますが、それは「日本語」を扱っているとは言えないので、このページでは行っていません。英字(a〜z・A〜Z)だけでできた語だけを変換し、日本語やその他の文字はそのまま残して、変換していないと分かるようにしています。
入力した文章はどこかに送られますか?
送られません。この計算はすべてあなたのブラウザの中だけで終わります。サーバーに送っていないことは、ブラウザの開発者ツールの通信の記録を見れば自分で確かめられます。
y は母音として数えますか、子音として数えますか?
どちらの扱いも見かけますが、ピッグ・ラテンの解説サイトでこの点をはっきり決めているものは見つかりませんでした。見つからなかったので、このページでは「見つからなかった」ことを隠さず、両方選べるようにしています。y を子音として数えると gym は gymay に、母音として数えると ymgay になります。
英語の言葉遊び「ピッグ・ラテン」に変換します。最初の子音を後ろへ回して ay を付ける遊びで、 日本語の「ばびぶべぼ言葉」に近い、仲間内だけで通じることばです。
日本の「ばびぶべぼ言葉」に近い、英語圏の隠しことば
pig という語を例にします。最初の子音「p」を語の後ろへ回し、「ay」を付けるとigpayになります。banana なら、最初の子音は「b」だけなので、ananabayです。
日本にも似た遊びがあります。「ばびぶべぼ言葉」は、ひとつひとつの音のあとに「ば・び・ぶ・べ・ぼ」のどれかを足す遊びで、 たとえば「きょうはいいてんきだ」が「きょぼ うぶ わば いび いび てべ んぶ きび だば」になります(ばびぶべぼ研究室(新しいタブで開きます)より)。仕組みは違います ── ばびぶべぼ言葉は音を足す遊び、ピッグ・ラテンは音を並べ替える遊びです。ただ、どちらも「知っている人にしか読めない」を目的にしている点は同じです。
決まりは1つではありません
"Pig Latin"という1つの規格があるわけではなく、口伝えで広まった言葉遊びです。だから解説サイトによって細部が違います。このページは、次の3か所を上のボタンで選べるようにしました。
| どこが割れるか | このページで選べる形 |
|---|---|
| 母音で始まる語の語尾 | way・ay・hay の3つ(yayも見かけますが、このページでは選べません。way・ay・hay はどれも「ay」で終わるので、 後述の「戻してみる」の食い違いを素直に見せられることを優先しました) |
| 子音のかたまり | かたまりごと動かす/先頭の1字だけ |
| y の扱い | 母音として数える/子音として数える |
「これが正しいピッグ・ラテンです」とは書きません。いま選んでいる組み合わせは、道具の中の「いま選んでいる規則」にいつも文で出しています。
子音のかたまりごと動かすので、queen は eenquay になります
Merriam-Webster「pig latin」の項目にある例文には、skip the jointがipskay the ointjayになる、という例が載っています。 skip は子音「sk」がひとかたまりで動き、joint は「j」の1字だけが動きます。Wikipedia「Pig Latin」記事にある例にある clown → ownclay も同じで、「cl」がかたまりごと動いています。
qにはもう1つ決まりがあります。次がuのときは、2字を離さずに動かします。 queen はeenquay、quick はickquayです。q だけを動かして u を残すと、輪切りにされた u が次の語の頭にあるみたいに見えてしまうためです。
出どころ: Merriam-Webster「pig latin」の項目にある例文(新しいタブで開きます)、Wikipedia「Pig Latin」記事にある例(新しいタブで開きます)。どちらも子音のかたまりを丸ごと動かしていることを、上の変換で検算しています。
⭐ 元にきれいに戻せるとは限りません
変換した語の後ろだけを見ても、 「どこまでが動かした子音で、どこからが元から後ろにあった字か」は決まりません。 このページのやさしい単語50語で数えると、39語(78%)で戻す候補が2つ以上ありました。
たとえばigpayは、動かした子音を「p」だと考えればpigに、「gp」だと考えればgpiにも戻せます (候補: 「gpi」「pig」)。gpi は実在の単語ではありませんが、 同じ規則でもう一度変換すればぴったり同じ文字列に戻るので、文字だけを見ている限りは同じ資格の候補です。
母音の語尾を選ぶこと自体も、あとから見ると曖昧さのもとになります。wayルールで作ったapplewayは、母音で始まるappleに way を付けたものにも、 子音「w」だけを動かしたwappleに ay を付けたものにも見えます(候補: 「apple」、「wapple」)。同じ規則の中でも、どちらの枝を通ったかは後ろからは分かりません。
必ず戻せないわけではありません。ananabayは、bananaだけに決まります。 動かした子音(b)のあとの母音が、そのまま語の終わりまで続いているような形だと、 こういうふうに一意に決まることがあります。曖昧になるかどうかは、単語の形しだいです。 「戻してみる」に自分の文章を入れて、確かめてみてください。
日本語では、この遊びができません
英語の1字(ローマ字の1字)は、たいてい子音か母音のどちらか一方です。だから「最初の子音(のかたまり)」を切り出すことができます。ところが日本語の仮名は、「か」のように子音と母音がもともと1つの字に合わさっています。 切り出す最小の単位が無いので、この遊びのやり方をそのまま当てはめられません。
このページは、英字(a〜z・A〜Z)だけでできた語だけを変換し、それ以外(日本語・数字・記号)はそのまま残します。 上の道具の「数字や日本語が混ざった例」を押すと、実際に確かめられます。
使ったやさしい単語50語の一覧: 「pig」「dog」「cat」「fox」「hen」「cow」「bee」「ant」「owl」「bat」「banana」「apple」「egg」「elephant」「umbrella」「igloo」「orange」「under」「open」「every」「string」「spring」「cloud」「chair」「school」「three」「queen」「quick」「square」「squirrel」「gym」「myth」「yellow」「happy」「fly」「sky」「dry」「cry」「try」「my」「the」「and」「jump」「lazy」「brown」「quiet」「zebra」「friend」「grape」「ink」。数値の出どころは Merriam-Webster「pig latin」(新しいタブで開きます)と Wikipedia「Pig Latin」(新しいタブで開きます)、日本語の対比は ばびぶべぼ研究室(新しいタブで開きます)です。「候補が複数」「一意に決まる」の数はすべて、上の道具と同じcore/piglatin.tsの関数から計算していて、手で書いた数字はありません。