漢字は何年生で習うか ── 学年別漢字配当表の1026字
1年生の字 80字
画面の字の形は、お使いの端末の文字のものです。配当表に刷られた字の形とは違うことがあります。
小学校で習う漢字の数の早見表
| 問い | 答え |
|---|---|
| 小学校で習う漢字は何字? | 1026字 |
| 1年生で習う漢字は何字? | 80字 |
| 2年生で習う漢字は何字? | 160字 |
| 3年生で習う漢字は何字? | 200字 |
| 4年生で習う漢字は何字? | 202字 |
| 5年生で習う漢字は何字? | 193字 |
| 6年生で習う漢字は何字? | 191字 |
| 4年生で習う都道府県の漢字は何字? | 25字 |
| 前の表と学年が違う漢字は何字? | 57字 |
字数は小学校学習指導要領の別表と、その解説 国語編から。
よくある質問
漢字を何年生で習うかは、どこで決まっていますか
小学校学習指導要領(平成29年告示)第2章第1節 国語 の別表「学年別漢字配当表」が決めています。内容(エ)は、第1学年について「エ 第1学年においては,別表の学年別漢字配当表(以下「学年別漢字配当表」という。)の第1学年に配当されている漢字を読み,漸次書き,文や文章の中で使うこと。第2学年においては,学年別漢字配当表の第2学年までに配当されている漢字を読むこと。また,第1学年に配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,第2学年に配当されている漢字を漸次書き,文や文章の中で使うこと。」と定めています。この告示は2020年4月1日に施行されました。
小学校で習う漢字は、全部で何字ですか
全部で1026字です。学年ごとの内訳は、1年生 80字・2年生 160字・3年生 200字・4年生 202字・5年生 193字・6年生 191字です。前の表(平成20年告示の学習指導要領の別表)は1006字でした。漢字の読みと書きについては,書きの方が習得に時間がかかるという実態を考慮し,書きの指導は2学年間という時間をかけて,確実に書き,使えるようにすることとしている。また,漢字の読みについては,当該学年に配当されている漢字の音読みや訓読みができるようにすることとしている。なお,第6学年に配当された漢字の書きについては,当該学年において漸次書き,文や文章の中で使うとともに,中学校の第2学年までの間で確実に身に付け,使えるようにすることになる。
学年が変わった漢字は、どれですか
前の表と学年が違う字は57字あります。内訳は、新しく入った字が20字、4年生に早まった字が5字、遅くなった字が32字です。解説 国語編はこう書いています。「今回の改訂においては,学年別漢字配当表の第4学年に,都道府県名に用いる漢字25 字を配当した。具体的には,学年別漢字配当表に新たに加えた漢字20 字(茨,媛,岡,潟,岐,熊,香,佐,埼,崎,滋,鹿,縄,井,沖,栃,奈,梨,阪,阜),これまで第5学年に配当されていた漢字4字(賀,群,徳,富)及びこれまで第6学年に配当されていた漢字1 字(城)である。」「また,これに伴い,各学年における児童の学習負担に配慮して,32 字の配当学年を移行した。具体的には,これまで第4学年に配当されていた漢字のうち21 字(囲,紀,喜,救,型,航,告,殺,士,史,象,賞,貯,停,堂,得,毒,費,粉,脈,歴)を第5学年に,2字(胃,腸)を第6学年に移行するとともに,これまで第5学年に配当されていた漢字のうち9字(恩,券,承,舌,銭,退,敵,俵,預)を第6学年に移行した。」一覧は、上の道具の「前の表と学年が違う字」のタブで見られます。
中学校で習う漢字は、何年生で習いますか
学年ごとの表はありません。中学校学習指導要領は、第1学年について「小学校学習指導要領第2章第1節国語の学年別漢字配当表(以下「学年別漢字配当表」という。)に示されている漢字に加え,その他の常用漢字のうち300 字程度から400 字程度までの漢字を読むこと。また,学年別漢字配当表の漢字のうち900 字程度の漢字を書き,文や文章の中で使うこと。」、第2学年について「第1学年までに学習した常用漢字に加え,その他の常用漢字のうち350字程度から450 字程度までの漢字を読むこと。また,学年別漢字配当表に示されている漢字を書き,文や文章の中で使うこと。」、第3学年について「第2学年までに学習した常用漢字に加え,その他の常用漢字の大体を読むこと。また,学年別漢字配当表に示されている漢字について,文や文章の中で使い慣れること。」と定めています。
習った学年のうちに、書けるようにもなりますか
内容(エ)は「エ 第3学年及び第4学年の各学年においては,学年別漢字配当表の当該学年までに配当されている漢字を読むこと。また,当該学年の前の学年までに配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,当該学年に配当されている漢字を漸次書き,文や文章の中で使うこと。」と定めていて、書くのはその学年より前の学年に配当された字までです。解説はこう補足しています。「漢字の読みと書きについては,書きの方が習得に時間がかかるという実態を考慮し,書きの指導は2学年間という時間をかけて,確実に書き,使えるようにすることとしている。また,漢字の読みについては,当該学年に配当されている漢字の音読みや訓読みができるようにすることとしている。なお,第6学年に配当された漢字の書きについては,当該学年において漸次書き,文や文章の中で使うとともに,中学校の第2学年までの間で確実に身に付け,使えるようにすることになる。」
まだ習っていない漢字が、教科書に出てくるのはなぜですか
内容の取扱いが理由です。(イ)は「当該学年より後の学年に配当されている漢字及びそれ以外の漢字については,振り仮名を付けるなど,児童の学習負担に配慮しつつ提示することができること。」、(ア)は「学年ごとに配当されている漢字は,児童の学習負担に配慮しつつ,必要に応じて,当該学年以前の学年又は当該学年以降の学年において指導することもできること。」と定めています。
とめ・はね・はらいが違うと、×になりますか
解説 国語編はこう書いています。「(エ)は,漢字の標準的な字体の拠り所を示している。漢字の指導の際には,学習指導要領の「学年別漢字配当表」に示された漢字の字体を元に指導することを示している。「常用漢字表」(平成22 年内閣告示)の「前書き」及び「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」(平成28 年2月29 日文化審議会国語分科会)においては,以下のような考え方が示されている。・字体は骨組みであるため,ある一つの字体も,実際に書かれて具体的な字形となってあらわれたときには,その形は一定ではない。同じ文字として認識される範囲で,無数の形状を持ち得ることになる。」そのうえで、次のとおり定めています。「児童の書く文字を評価する場合には,こうした考え方を参考にして,正しい字体であることを前提とした上で,柔軟に評価することが望ましい。」「一方,漢字の学習と書写の学習とを考えたとき,文字を書く能力を学習や生活に役立てるために,文字を正しく整えて書くことができるよう,指導の場面や状況に応じて一定の字形を元に学習や評価が行われる場合もある。指導に当たっては,字体についての考え方を十分理解した上で,生涯にわたる漢字学習の基礎を培うとともに,将来の社会生活において漢字を円滑に運用できる能力を身に付けていくことができるよう配慮することが重要である。」
漢字を打つと(文でもよい)、小学校の何年生で習う字かを出します。学年を押せばその学年の字の一覧を、前の表(平成20年告示の学習指導要領の別表)と学年が違う57字は新旧の学年を並べて出します。出典は小学校学習指導要領の別表「学年別漢字配当表」です。
学年別漢字配当表は、小学校学習指導要領の別表
告示の前書きは「学校教育法施行規則(昭和二十二年文部省令第十一号)第五十二条の規定に基づき,小学校学習指導要領(平成二十年文部科学省告示第二十七号)の全部を次のように改正し,平成三十二年四月一日から施行する。平成三十年四月一日から平成三十二年三月三十一日までの間における小学校学習指導要領の必要な特例については,別に定める。」と定めていて、2020年4月1日に施行されました。
内容(エ)は、学年の組ごとにこう定めています。
エ 第1学年においては,別表の学年別漢字配当表(以下「学年別漢字配当表」という。)の第1学年に配当されている漢字を読み,漸次書き,文や文章の中で使うこと。第2学年においては,学年別漢字配当表の第2学年までに配当されている漢字を読むこと。また,第1学年に配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,第2学年に配当されている漢字を漸次書き,文や文章の中で使うこと。
エ 第3学年及び第4学年の各学年においては,学年別漢字配当表の当該学年までに配当されている漢字を読むこと。また,当該学年の前の学年までに配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,当該学年に配当されている漢字を漸次書き,文や文章の中で使うこと。
エ 第5学年及び第6学年の各学年においては,学年別漢字配当表の当該学年までに配当されている漢字を読むこと。また,当該学年の前の学年までに配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,当該学年に配当されている漢字を漸次書き,文や文章の中で使うこと。
内容の取扱い(エ)は「漢字の指導においては,学年別漢字配当表に示す漢字の字体を標準とすること。」と定めています。表は別表で、行ごとに同じ数ずつ字が並び、学年の終わりに字数が刷ってあります。
前の表と学年が違う57字 ── 都道府県の漢字が4年生に入った
解説 国語編はこう説明しています。
今回の改訂においては,学年別漢字配当表の第4学年に,都道府県名に用いる漢字25 字を配当した。具体的には,学年別漢字配当表に新たに加えた漢字20 字(茨,媛,岡,潟,岐,熊,香,佐,埼,崎,滋,鹿,縄,井,沖,栃,奈,梨,阪,阜),これまで第5学年に配当されていた漢字4字(賀,群,徳,富)及びこれまで第6学年に配当されていた漢字1 字(城)である。
また,これに伴い,各学年における児童の学習負担に配慮して,32 字の配当学年を移行した。具体的には,これまで第4学年に配当されていた漢字のうち21 字(囲,紀,喜,救,型,航,告,殺,士,史,象,賞,貯,停,堂,得,毒,費,粉,脈,歴)を第5学年に,2字(胃,腸)を第6学年に移行するとともに,これまで第5学年に配当されていた漢字のうち9字(恩,券,承,舌,銭,退,敵,俵,預)を第6学年に移行した。
都道府県の字を第4学年に置いた理由も、解説が書いています。「今回の改訂においては,常用漢字表の改定(平成22 年),児童の日常生活及び将来の社会生活,国語科以外の各教科等の学習における必要性を踏まえ,都道府県名に用いる漢字を「学年別漢字配当表」に加えている。これらの漢字については,社会科第4学年における都道府県の名称と位置についての学習と関連付けて指導できるよう,第4学年に配当している。」
前の表(平成20年告示の学習指導要領の別表)は1006字、いまの表は1026字です。
書けるようになるまでは、2学年かけて
解説はこう説明しています。「漢字の読みと書きについては,書きの方が習得に時間がかかるという実態を考慮し,書きの指導は2学年間という時間をかけて,確実に書き,使えるようにすることとしている。また,漢字の読みについては,当該学年に配当されている漢字の音読みや訓読みができるようにすることとしている。なお,第6学年に配当された漢字の書きについては,当該学年において漸次書き,文や文章の中で使うとともに,中学校の第2学年までの間で確実に身に付け,使えるようにすることになる。」
とめ・はね・はらいが違うと×か ── 学習指導要領の解説に書いてあること
「とめ・はね・はらい」という言葉そのものの意味を、解説 国語編はこう説明しています。
点画の書き方とは,点画の始筆から送筆,さらに,終筆(とめ,はね,はらい)までの筆記具の運び方のことである。
字の形については、こうした考え方が示されています。
(エ)は,漢字の標準的な字体の拠り所を示している。
漢字の指導の際には,学習指導要領の「学年別漢字配当表」に示された漢字の字体を元に指導することを示している。「常用漢字表」(平成22 年内閣告示)の「前書き」及び「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」(平成28 年2月29 日文化審議会国語分科会)においては,以下のような考え方が示されている。
・字体は骨組みであるため,ある一つの字体も,実際に書かれて具体的な字形となってあらわれたときには,その形は一定ではない。同じ文字として認識される範囲で,無数の形状を持ち得ることになる。
そのうえで、解説はこう書いています。
児童の書く文字を評価する場合には,こうした考え方を参考にして,正しい字体であることを前提とした上で,柔軟に評価することが望ましい。
一方,漢字の学習と書写の学習とを考えたとき,文字を書く能力を学習や生活に役立てるために,文字を正しく整えて書くことができるよう,指導の場面や状況に応じて一定の字形を元に学習や評価が行われる場合もある。指導に当たっては,字体についての考え方を十分理解した上で,生涯にわたる漢字学習の基礎を培うとともに,将来の社会生活において漢字を円滑に運用できる能力を身に付けていくことができるよう配慮することが重要である。
中学校で習う漢字には、学年の表が無い
中学校学習指導要領は、学年ごとにこう定めています。
小学校学習指導要領第2章第1節国語の学年別漢字配当表(以下「学年別漢字配当表」という。)に示されている漢字に加え,その他の常用漢字のうち300 字程度から400 字程度までの漢字を読むこと。また,学年別漢字配当表の漢字のうち900 字程度の漢字を書き,文や文章の中で使うこと。
第1学年までに学習した常用漢字に加え,その他の常用漢字のうち350字程度から450 字程度までの漢字を読むこと。また,学年別漢字配当表に示されている漢字を書き,文や文章の中で使うこと。
第2学年までに学習した常用漢字に加え,その他の常用漢字の大体を読むこと。また,学年別漢字配当表に示されている漢字について,文や文章の中で使い慣れること。
学年ごとの字の表はありません。だからこの道具は、配当表の外の常用漢字に 「小学校では習わない字」とだけ表示し、中学校の学年は出しません。
出典と、確かめられなかったこと
出典: 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」第2章第1節 国語 別表「学年別漢字配当表」(2026-09-23 に取得した版)(新しいタブで開きます)/文部科学省「【国語編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説」(2026-09-23 に取得した版)(新しいタブで開きます)/文部科学省「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表(平成29年3月)」── 字を文字で取った先(2026-09-23 に取得した版)(新しいタブで開きます)/文部科学省「学年別漢字配当表(平成20年告示の別表)」── 前の表(2026-09-23 に取得した版)(新しいタブで開きます)/文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」第2章第1節 国語(2026-09-23 に取得した版)(新しいタブで開きます)。
前の表(平成20年告示の学習指導要領の別表)が、いつから同じ表だったかは確かめられていません。中学校の学年ごとの表もありません。画面に出る字の形は、お使いの端末の文字のものです。