調べて分かる道具箱

メッシュコードと緯度経度の変換

緯度経度からメッシュコードを出す・番号から区画を出す

度分秒(35度41分0秒)でも、度の小数(35.6833)でも、空白で区切った形(35 41 0)でも読み取ります。

いまいる場所の緯度経度を知りたいときはいまいる場所(緯度経度と、その値がどれくらい確かか)のページで調べられます。

メッシュコード

53394525

例:東京都新宿区(統計局「特質・沿革」p.14 表7)

  • 53緯南端緯度を1.5倍した数
  • 39経西端経度から100を引いた数
  • 4緯第1次地域区画を8等分し、南から数えた位置(0〜7)
  • 5経第1次地域区画を8等分し、西から数えた位置(0〜7)
  • 2緯第2次地域区画を10等分し、南から数えた位置(0〜9)
  • 5経第2次地域区画を10等分し、西から数えた位置(0〜9)
南西
北緯35度41分0.00秒 / 東経139度41分15.00秒
南東
北緯35度41分0.00秒 / 東経139度42分0.00秒
北西
北緯35度41分30.00秒 / 東経139度41分15.00秒
北東
北緯35度41分30.00秒 / 東経139度42分0.00秒

一辺の長さ(計算値): 南北 約925m・東西 約1.13km

同じ場所でも、地図によって緯度経度が違うことがあります(日本測地系と世界測地系)。 どちらの座標を入れたかで、結果が変わることがあります。くわしくは日本測地系と世界測地系のずれのページで見られます。

よく聞かれる数字の早見表

メッシュコードの桁数・桁の意味・区画の大きさの早見表
問い答え
メッシュコードは何桁?8桁告示は「基準地域メッシュのコードは、次に定める第1次地域区画、第2次地域区画および第3次地域区画を示す数字をこの順に組み合わせた8けたの数字とする。」と定めています。
上の2桁は何を表す?53南端緯度を1.5倍した数
3桁目と4桁目は何を表す?39西端経度から100を引いた数
5桁目と6桁目は何を表す?45第1次地域区画を8等分し、南から数えた位置(0〜7)/第1次地域区画を8等分し、西から数えた位置(0〜7)
7桁目と8桁目は何を表す?25第2次地域区画を10等分し、南から数えた位置(0〜9)/第2次地域区画を10等分し、西から数えた位置(0〜9)
基準地域メッシュは何メートル四方?南北 約925m・東西 約1.13km計算値。統計局の表では約1㎞
第1次地域区画はどれくらいの大きさ?南北 約73.97km・東西 約90.54km計算値。統計局の表では約80㎞
4桁だけ・6桁だけでも読める?読めます4桁は第1次地域区画、6桁は第2次地域区画を表します。

答えは総務省統計局の告示の逐語と、GRS80(測量法施行令 第三条)にもとづく計算から出しています。

区画は「1度ごとに切る → 8等分 → 10等分」の3段で決まる

まず全国を、緯線と経線で第1次地域区画に切ります。次に第1次地域区画を8等分して第2次地域区画に、さらに第2次地域区画を10等分して第3次地域区画(基準地域メッシュ)にします。 上の道具が出す8桁の番号は、この3段の位置をそのまま数字にしたものです。

例:東京都新宿区の点(35度41分0秒 / 139度41分15秒)は53394525という番号になります。総務省統計局「地域メッシュ統計の特質・沿革」p.14 表7が載せている都道府県庁所在地の例のひとつです(出典は下にまとめてあります)。

告示の原文

この区画と番号のつけ方は、行政管理庁告示第143号(昭和48年7月12日)が定めています。総務省統計局「地域メッシュ統計の特質・沿革」p.18〜20(行政管理庁告示第143号の全文掲載)(新しいタブで開きます)に全文が載っています。逐語のまま引用します。

基準地域メッシュは、次に定める方法により作成する。

ア 全国の地域を1度ごとの経線ならびに偶数緯度およびその間隔を3等分した緯度における緯線とによって分割して第1次地域区画を作る。

イ 第1次地域区画を経線方向および緯線方向に8等分して第2次地域区画を作る。

ウ 第2次地域区画を経線方向および緯線方向に10等分して第3次地域区画を作り、これを基準地域メッシュとする。

基準地域メッシュのコードは、次に定める第1次地域区画、第2次地域区画および第3次地域区画を示す数字をこの順に組み合わせた8けたの数字とする。

ア 第1次地域区画を示す数字は、区画の南端緯度を1.5倍して得られる度数を示す2けたの数字および西端経度を示す数字から100を減じて得られる2けたの数字をこの順に組み合わせた4けたの数字とする。

イ 第2次地域区画を示す数字は、第1次地域区画を経線方向および緯線方向に8等分して得られる各区画に、経線方向については南から、緯線方向については西から、それぞれ0から7までの数字を付し、これを経線方向に付した数字、緯線方向に付した数字の順に組み合わせた2けたの数字とする。

ウ 第3次地域区画を示す数字は、第2次地域区画を経線方向および緯線方向に10等分して得られる各区画に、経線方向については南から、緯線方向については西から、それぞれ0から9までの数字を付し、これを経線方向に付した数字、緯線方向に付した数字の順に組み合わせた2けたの数字とする。

数字の全角・半角は原文のとおりです(そろえていません)。km という単位は、この告示の 原文には出てきません。約1kmのような大きさの目安は、次の区分表にある統計局の解説の側にしか ありません。

統計局の区分表

大きさ・地図との関係は、告示ではなく統計局の解説にある値です。上3行は統計局「特質・沿革」p.8 表3、下3行は統計局のページ(地域メッシュ統計について)から(出典は下にまとめてあります)。第2次地域区画の「地図との関係」の書き方は、この2つの資料で違います。どちらが正しいかを確かめられる資料が見つからなかったので、 それぞれの行に出どころを添えて、表3の書き方だけを採っています。

区画の種類・緯度と経度の間隔・大きさ・地図との関係・出どころ
区画の種類緯度の間隔経度の間隔大きさ(統計局の表記)地図との関係出どころ
第1次地域区画この道具で番号を出します2400秒3600秒約80㎞20万分の1地勢図(国土地理院発行)の1図葉の区画統計局『特質・沿革』表3
第2次地域区画この道具で番号を出します300秒450秒約10㎞2万5千分の1地形図(国土地理院発行)の1図葉の区画統計局『特質・沿革』表3
基準地域メッシュ(第3次地域区画)この道具で番号を出します30秒45秒約1㎞(この表に記載なし)統計局『特質・沿革』表3
2分の1地域メッシュ(分割地域メッシュ)番号を出すのは第3次地域区画まで15秒22.5秒約500m(この表に記載なし)統計局のページ(m_tuite)
4分の1地域メッシュ(分割地域メッシュ)番号を出すのは第3次地域区画まで7.5秒11.25秒約250m(この表に記載なし)統計局のページ(m_tuite)
8分の1地域メッシュ(分割地域メッシュ)番号を出すのは第3次地域区画まで3.75秒5.625秒約125m(この表に記載なし)統計局のページ(m_tuite)

どの測地系の緯度経度を使うか

平成13年6月の測量法の改正で、緯度・経度の測定は世界測地系によることになりました。

統計局「特質・沿革」p.3(出典は下にまとめてあります)によると、この告示による区画の作成方法は昭和51年1月に 日本工業規格(JIS。令和元年から日本産業規格)「JIS C 6304」として定められ、昭和62年3月1日に「JIS X 0410」へ移りました。平成13年6月の測量法の改正にあわせて、JIS X 0410 も平成14年2月20日付けで改正されています。

ただし、区画そのものをどちらの測地系で引いているかを言い切った一文は見つかりませんでした。このページは、入れた緯度経度をそのまま区画に当てています。

出典

総務省統計局「地域メッシュ統計の特質・沿革」p.18〜20(行政管理庁告示第143号の全文掲載)(新しいタブで開きます)、総務省統計局「地域メッシュ統計について」(新しいタブで開きます)、一辺の長さは測量法施行令 第三条の値(GRS80)から計算しています。

よくある質問

メッシュコードとは何ですか?

緯度・経度をもとに、全国の地域を同じ間隔の緯線と経線で区切って番号をつけたものです。総務省統計局が示す告示(行政管理庁告示第143号)にもとづいていて、区画は経線と緯線で3段階に分けます。どの桁が何を表すかは、上の道具で桁ごとに色分けして示しています。

緯度経度は、どんな書き方で入れられますか?

度だけの小数(35.6833のような形)でも、度・分・秒(35度41分0秒のような形)でも、数字を空白で区切った形(35 41 0)でも読み取ります。

分割地域メッシュ(区画をさらに2つ・4つ・8つに分けたもの)の番号も出せますか?

このページでは、まだ計算していません。告示には南西・南東・北西・北東の順に番号をつける方法が書かれていますが、桁数が増えて画面が複雑になるため、いまは第3次地域区画(基準地域メッシュ)までにしています。

測地系(日本測地系・世界測地系)がちがうと、番号も変わりますか?

変わることがあります。このページは、入れた緯度経度をそのまま区画に当てはめて計算します。同じ場所でも、どちらの座標を入れたかで番号が変わることがあります。