調べて分かる道具箱

古墳の数と形 ── 都道府県別の件数

全国159,953件

数えているのは遺跡の件数です。1件に古墳がいくつも入ることもあります。

件数の段で色を分けた都道府県の地図です。いまは全国の数を出しています。都道府県は上の一覧からも選べます。

沖縄県は左上の枠の中に描いています。東京都の硫黄島・南鳥島などは、地図の枠の外なので省いています。

  • 0件(3都道府県)
  • 1〜999件(17都道府県)
  • 1,000〜4,999件(17都道府県)
  • 5,000〜9,999件(3都道府県)
  • 10,000件以上(7都道府県)

件数: 文化庁「令和3年度 周知の埋蔵文化財包蔵地数」3ページ目「⑧古墳・横穴」(2026-09-27 に取得した版)/地図の形: Natural Earth 1:1000万(admin-1・パブリックドメイン)

都道府県別の件数 ── 文化庁の表(令和3年度)

都道府県総数現存消滅
北海道000
青森県000
岩手県67652
宮城県5105082
秋田県000
山形県1411410
福島県1,050938112
茨城県1,8401,620220
栃木県1,1461,1460
群馬県3,5043,5040
埼玉県3,114--
千葉県12,77210,4952,277
東京都8148140
神奈川県1,1171,1170
新潟県6356323
富山県23222012
石川県2,1072,01295
福井県54452618
山梨県65257577
長野県2,8082,138532
岐阜県5,2184,0431,175
静岡県3,8373,686151
愛知県3,1041,8341,270
三重県7,1286,0821,046
滋賀県8718710
京都府13,10311,6431,460
大阪府3,4283,118310
兵庫県18,70717,4721,235
奈良県9,6638,6571,006
和歌山県1,6661,522144
鳥取県13,50512,549956
島根県2,7102,340370
岡山県11,88011,050830
広島県11,33410,1731,161
山口県54148457
徳島県1,077971106
香川県2,2522,014238
愛媛県1,1851,078107
高知県22917455
福岡県10,7597,9312,828
佐賀県60156734
長崎県47145615
熊本県1,3751,32352
大分県905778127
宮崎県834692142
鹿児島県5155132
沖縄県220
合計159,953138,47418,227

埼玉県は、現存と消滅が表で「-」です。

長野県は、現存と消滅を足すと2,670件で、総数(2,808件)と138件ちがいます。

数はどれも表のまま載せています。合計の行も表のままです。

古墳の形を上から見る ── 前方後円墳はどっちが前?

  • 前方後円墳丸い部分と四角い部分がつながった形
  • 前方後方墳前方後円墳の丸い部分が四角になった形
  • 円墳丸い形
  • 方墳四角い形
  • 帆立貝式前方後円墳の四角い部分をとても小さくした形
  • 上円下方墳四角い台の上に丸い台がのった形
  • 八角墳八角形の形

名前の字では、四角い方が「前方」、丸い方が「後円」です。大阪大学考古学研究室の解説によると、厳密にはどちらが前かは決まっていないそうです。

形の名前と説明は、大阪大学考古学研究室の解説によります。図は、上から見た形を同じくらいの大きさにそろえて描いています。

やってみる

1問目 / 全4問

文化庁の令和3年度の表で、「古墳・横穴」の遺跡の件数がいちばん多い都道府県は?

よくある質問

古墳の数は、全国でいくつですか

文化庁の令和3年度の表では、「古墳・横穴」に数えられた遺跡が全国で159,953件(約16万件)です。数えているのは遺跡(周知の埋蔵文化財包蔵地)の件数で、1件に古墳がいくつも入ることもあります。

古墳・横穴の遺跡の件数が多い県はどこですか

文化庁の令和3年度の表で「古墳・横穴」の遺跡の件数が多いのは、兵庫県(18,707件)、鳥取県(13,505件)、京都府(13,103件)の順です。1件に古墳がいくつも入ることもあるので、この順は遺跡の件数の順として見てください。

古墳の数は、どうやって数えていますか

文化庁の表は、「埋蔵文化財の存在が知られている土地(周知の埋蔵文化財包蔵地)」(文化庁)を1件ずつ数えています。松山市の一覧では、番号21の包蔵地の名前が「衣山古墳群、うまや古墳・遺物包含地」で、古墳群と古墳が1つの番号に入っています。

前方後円墳は、どっちが前ですか

名前の字では、四角い方が「前方」、丸い方が「後円」です。この名前は、蒲生君平(がもうくんぺい)の宮車模倣説(きゅうしゃもほうせつ)から生まれました(徳島県立博物館)。大阪大学考古学研究室の解説によると、厳密にはどちらが前かは決まっていないそうです。

前方後円墳は、なぜあの形なのですか

前方後円墳の形がなぜあの形なのかは、謎の多い問いです。蒲生君平(がもうくんぺい)の宮車模倣説(きゅうしゃもほうせつ)は、前方後円墳という名前のもとになりました(徳島県立博物館)。前方部について、徳島県立博物館は「前方部の役割については祭壇説がとられたこともありました。」と書き、前方部に埋葬施設があるものもあることから、その評価は今も定まっていないとしています。大阪大学考古学研究室は「前方後円墳は、日本で作り出された古墳の形と考えられています。その形がどのようにして生まれてきたのか、さらになぜ巨大化していったのか、など、まだまだ謎に満ちています。」と書いています。

古墳の形には、どんな種類がありますか

大阪大学考古学研究室の解説には、前方後円墳・前方後方墳・円墳・方墳のほか、前方部をとても小さくした帆立貝式、方墳の上に円墳が載るような上円下方墳、八角形の八角墳が出てきます。円墳と方墳は「前方後円墳よりは小規模であることが多い傾向にあります」とあります。

文化庁の令和3年度の表で、「古墳・横穴」に数えられた遺跡は全国で159,953件です。都道府県ごとの件数を地図と表で、古墳の形を上から見た図で比べます。

古墳の数は「遺跡の件数」── 1件に古墳群が入ることも

文化庁の表が数えているのは「埋蔵文化財の存在が知られている土地(周知の埋蔵文化財包蔵地)」(文化庁)の件数です。種類ごとの列のうち「⑧古墳・横穴」の数を、このページで出しています。

松山市の「埋蔵文化財包蔵地図及び一覧表(松山地区)」では、番号21の包蔵地の名前が「衣山古墳群、うまや古墳・遺物包含地」です。古墳群と古墳が、1つの番号に入っています。

奈良文化財研究所『「遺跡の数」から見た奈良県』(2026-09-27 に見た文)に「奈良県における最も多い遺跡の種類は9,663遺跡を数える古墳・横穴で、これは県内全遺跡数の実に7割以上を占めています。」とあります。ここでも、数えているのは「遺跡」です。

都道府県の件数の順は、遺跡の件数の順として見てください。

前方後円墳の名前は、蒲生君平の説から

「円丘の片側に方丘を付け足した外形が蒲生君平(がもうくんぺい)の宮車模倣説(きゅうしゃもほうせつ)を生み、これが前方後円墳という名称の起源となりました。」(徳島県立博物館)

古墳の形を比べる ── いちばん格式が高いとされる前方後円墳

大阪大学考古学研究室「解説①古墳のかたち」(2026-09-27 に見た文)に「前方後円という形は、百舌鳥・古市古墳群など300m以上の非常に大きな古墳で採用されており、最も格式の高い形であると考えられています。」とあります。

図では、前方後円墳・前方後方墳・帆立貝式の3つとも、四角い部分(前方部)を下にそろえて描いています。同じ向きにそろえると、丸い部分と四角い部分の大きさの違いを比べやすくなります。

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