調べて分かる道具箱

1日に必要なカロリーを年齢と性別から出す

年齢満年齢(いま何歳か)を1〜120の整数で歳
性別
身体活動レベル数字は身体活動レベル基準値(表4)

1日に必要なカロリー

2,600kcal/日
いまの年齢2,600
大人(30〜49歳)2,750

学校給食1回で、その何割がとれるか

31.9%

830kcal(学校給食摂取基準・生徒12〜14歳)÷2,600kcal

エネルギーの過不足は、この数字ではなく体重の変化で見ることが望ましい、と厚生労働省は書いています。

年齢別の早見表

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」参考表2「推定エネルギー必要量(kcal/日)」の値そのままです(kcal/日)。

年齢区分ごとの推定エネルギー必要量(男女・身体活動レベル別、kcal/日)
年齢男低い男ふつう男高い女低い女ふつう女高い
1〜2歳は1日に何キロカロリー?―950――900―
3〜5歳は1日に何キロカロリー?―1,300――1,250―
6〜7歳は1日に何キロカロリー?1,3501,5501,7501,2501,4501,650
8〜9歳は1日に何キロカロリー?1,6001,8502,1001,5001,7001,900
10〜11歳は1日に何キロカロリー?1,9502,2502,5001,8502,1002,350
12〜14歳は1日に何キロカロリー?2,3002,6002,9002,1502,4002,700
15〜17歳は1日に何キロカロリー?2,5002,8503,1502,0502,3002,550
18〜29歳は1日に何キロカロリー?2,2502,6003,0001,7001,9502,250
30〜49歳は1日に何キロカロリー?2,3502,7503,1501,7502,0502,350
50〜64歳は1日に何キロカロリー?2,2502,6503,0001,7001,9502,250
65〜74歳は1日に何キロカロリー?2,1002,3502,6501,6501,8502,050
75以上は1日に何キロカロリー?1,8502,250―1,4501,750―

年齢・性別・身体活動レベルから、厚生労働省の表に載っている推定エネルギー必要量を出します。体重は聞きません。ここが答えるのは「痩せてよいか」ではなく、育ち盛りに必要な量が、実は大人より多いことがあるという事実です。

「ふつう」の列では、育ち盛りが大人より多い

男子は15〜17歳の2,850kcal/日が「ふつう」の列でいちばん多く、 大人(30〜49歳)の2,750kcal/日より多い値です。

女子は12〜14歳の2,400kcal/日がいちばん多く、大人(30〜49歳)の2,050kcal/日より多い値です。

「高い」の列では15〜17歳男子も30〜49歳男性も3,150kcal/日で同じです。 大人より多いのは「ふつう」の列で見たときだけです。

カロリーと体重の関係

厚生労働省の報告書は、体重が増えたり減ったりする仕組みをこう説明しています。逐語は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(紙面 p.52)(新しいタブで開きます)です。

「エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回る状態(正のエネルギー収支バランス)が続けば体重は増加し、逆に、エネルギー消費量がエネルギー摂取量を上回る状態(負のエネルギー収支バランス)では体重が減少する。」

「肥満者もやせの者も、体重、体組成に変化がなければ、エネルギー摂取量とエネルギー消費量は等しい。」

つまり、食べる量と動く量のどちらかだけを見ても体重の増減は決まりません。 長い目で見ると、食べる量・動く量・体重の3つが、互いに影響しながら変わっていきます。

この数字をどう使うか

同じ報告書は、この数字(推定エネルギー必要量)の使い方についても書いています。逐語は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(紙面 p.76)(新しいタブで開きます)です。

「エネルギーの過不足の判定並びに管理には、推定エネルギー必要量は用いず、体重の変化(一回しか測定できない場合は肥満度などの体格指数)を用いることが望ましい。推定エネルギー必要量は、主として給食管理において参照すべき値である。」

だからこのページは「あなたは今日から◯◯kcal食べましょう」とは言いません。 表に載っている値と、学校給食がその何割かだけを出します。

学校給食の基準は、1つ前の版を参考にしている

学校給食1回の値は学校給食実施基準(令和3年文部科学省告示第10号・令和3年2月12日)(新しいタブで開きます)の別表から、1日の値は日本人の食事摂取基準(2025年版)の参考表2「推定エネルギー必要量(kcal/日)」から取っています。版が違います(文部科学省の通知は日本人の食事摂取基準(2020年版)を参考としている)。

体の状態が変わると、必要な量が変わる

ここに並べるのは、公的機関が量や食べ物の名前を自分の文書に書いているものだけです。

体の状態と、公的機関が示している変化
体の状態何が変わるか出どころ
育っているとき年齢区分によって推定エネルギー必要量が変わります。「ふつう」の列では、男子は15〜17歳の2,850kcal/日が、どの大人の区分よりも多い値です厚生労働省・参考表2「推定エネルギー必要量(kcal/日)」
よく動くとき身体活動レベルによって3つの列に分かれます。12〜14歳の男子は2,300〜2,900kcal/日まで、身体活動レベルだけで変わります厚生労働省・参考表2「推定エネルギー必要量(kcal/日)」と表4「年齢区分及び身体活動レベル(カテゴリー)別の身体活動レベル基準値(男女共通)」
汗をたくさんかいたとき水分と塩分の補給が要ります。スポーツドリンクや食塩水(0.1〜0.2%)などをすすめています環境省「熱中症環境保健マニュアル 2022」

基礎代謝(1日に使う量)とは別の話です

このページが出すのは1日に必要な量(推定エネルギー必要量)です。目が覚めた状態でじっとしているときに必要ないちばん少ないエネルギー(基礎代謝)は、基礎代謝の計算式と年齢別の平均で扱っています。

食品パッケージのカロリーの出し方とは別の話です

食品パッケージに書いてある「熱量」は、たんぱく質・脂質・炭水化物の量に係数を掛けて 出したものです。その出し方は食品のカロリーは何を何倍して出しているかで扱っています。

よくある質問

1日に必要なカロリーはどうやって決まっていますか?

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の参考表2「推定エネルギー必要量(kcal/日)」に、年齢区分・性別・身体活動レベル(低い・ふつう・高い)ごとの値が載っています。このページはその表の値をそのまま出していて、体重や身長から計算し直してはいません。

中学生は1日に何キロカロリー必要ですか?

12〜14歳の「ふつう」の列は男子2,600kcal/日・女子2,400kcal/日です。身体活動レベルが「低い」か「高い」かで、この値は変わります。

身体活動レベルが分からないときはどうしますか?

この道具は3つのチップに、表4の身体活動レベル基準値(無名数)を数字で添えています。厚生労働省の注は「ふつうは自立している者」としか説明していません(「低いは自宅にいてほとんど外出しない者」は75歳以上の行にだけ付いた注で、全年齢の説明ではありません)。迷うときは初期値の「ふつう」のままで構いません。

必要なカロリーがいちばん多いのは何歳ですか?

「ふつう」の列では、男子は15〜17歳の2,850kcal/日、女子は12〜14歳の2,400kcal/日がいちばん多い値です。どちらも大人(30〜49歳・ふつう)の2,750kcal/日・2,050kcal/日より多くなっています。

学校給食は1日の何割ですか?

年齢や性別、身体活動レベルによって割合は変わります。学校給食摂取基準(令和3年文部科学省告示第10号)は6〜7歳から12〜14歳までの4区分にエネルギーの値を定めていて、道具が今選んでいる条件での割合を計算して出します。

この数字どおりに食べればいいのですか?

エネルギーの過不足の判定並びに管理には、推定エネルギー必要量は用いず、体重の変化(一回しか測定できない場合は肥満度などの体格指数)を用いることが望ましい。推定エネルギー必要量は、主として給食管理において参照すべき値である。

基礎代謝とは何が違うのですか?

基礎代謝は、目が覚めた状態でじっとしているときに必要ないちばん少ないエネルギーです。このページが出す推定エネルギー必要量は、日常の身体活動ぶんも足した、1日に必要な量です。基礎代謝の計算式と年齢別の平均は別のページで扱っています。